30歳からのブログデビュー

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【Macの大掃除】MacBook Airの危機…の話

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MacBook Proの画面がブラックアウトしてしまい、どうしようもなかったので新しいMacBook Proを購入しました。

 

これで一見落着…と思いきや、パソコンが手元に届くのは10月下旬なのだそうです。

 

どうやら在庫がないようですが、コロナウィルスの影響でしょうか。

 

 

それで自分の手元には、現在2013年に購入したMacBook Airしかありません。

 

様々な旅に同行して、それなりに過酷な環境下で使ってきたのですが、現在まで壊れずに現役…というのはちょっと奇跡な感じがしますね(笑)

 

***

 

ですが、やっぱりガタは来ていて、いらないファイルやデータを削除しても、すぐに空き容量がなくなってしまうんですね。

 

そのせいで、仕事中にブラウザがフリーズしてしまうことも増えてきました。ちょっと危機的状況といえます。

 

もはや、いつ壊れても文句は言えませんが、新しいMacBookが届くまで、少なくともあと1ヵ月ぐらいはもってくれないと困ります。

 

そこで、今日はMacの中身を大掃除しました。

 

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画面左上の「このMacについて」から、ストレージを見てみると「その他」という項目が異様に多いことがわかりました。

 

つまるところ、アプリやオーディオ、写真、ムービー、バックアップ以外の項目という事ですね。

 

それでウェブ検索してみると、以下のページがとても役立ちました。(ありがとうございました)

stockstuck.com

 

それで、このページを参考にしつつ、容量を空けるためにやってみたのは、以下の4つです。

 

①Spotlightの再構成

Macには、本体の便利な検索機能のような「Spotlight」と呼ばれるものがあります。

 

このSpotlightのインデックスを再構成すると、少なく見積もられていた空き容量が見直され、空き容量が大幅に増えることがあるそうです。

 

やり方は設定からSpotlightをクリックして、プライバシータブへ。左下の+ボタンを押して、なんでもいいので追加します。その後-ボタンを押して追加した項目を消すと、自動でSpotlightの再構成が始まります。

 

でやってみたのですが…自分の場合は残念なことにあまり増えませんでした。

 

②セーフブートモードで起動

1度Macの電源を落として、Macの電源を押して、リンゴのマークが表示されるまでシフトキーを押す。これでセーフブートモードが起動します。(起動すると右上に赤く表示されます)

 

それで再起動すると元に戻るのですが、これで容量が大幅に増加していることがあるそうです。

 

ただし1回ではなく、何回かやることで空き容量が増えることがあるようなので、もしかすると毎日やってみると良いのかもしれません。(自分の場合はあまり増えませんでした… )

 

③ブラウザの履歴を削除する

Google ChromeSafariを使うと、自動で閲覧履歴等が溜まっていきます。これを削除すると、ある程度空き容量を開けられるようです。

 

自分の場合は3年以上、履歴の削除などをしていなかったためか、消去しただけで「1.2GB」も空きが増えました。

 

④いらないファイルやデータを洗い出す

いらないファイルやデータについてはちょこちょこ消去していたのでほとんどないだろう…と思っていたのですが、丁寧に見直してみると昔、音楽制作に使っていたオーディオデータが大量に見つかりました。

 

これを消去すると「3.0GB」も空き容量が増えました。こんなふうに、ちょっと見にくいところに入らないファイルやデータが残っている可能性はあるかと思います。

 

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このような試行錯誤を繰り返した結果、当初は100MBしかなかった空き容量を、約4.5 GBまで増やすことができました。

 

また目を離した隙に、空き容量がなくなっている可能性はありますが、とりあえずは一安心かな…というところです。

 

 

最近パソコンの動作が遅い、フリーズしやすくなった…という方は、ぜひともパソコンの大掃除を試してみてはいかがでしょうか!


(*追記)

翌日に、またセーフブートモードで起動してみたら、空き容量が5.68 GBに増えていました。


毎日やってみたら、もっと増えるのかな? ちょっと楽しみですね。

【KORG ELECTRIBE Wave】エイフェックス・ツイン風の曲を作ってみた話

前に「KORG ELECTRIBE Wave」という音楽制作アプリを買って、「カエルの歌」をダブステップ風にアレンジしました。

⇒ 気になっていたシンセアプリを買った話 - 30歳からのブログデビュー

【KORG ELECTRIBE Wave】ダブステップ風"カエルの歌"を作ってみた話 - 30歳からのブログデビュー

 

今回はその続きでKORG ELECTRIBE Wave」を使って、エイフェックス・ツインというアーティストっぽい曲を作ってみました!

 

エイフェックス・ツインとは、「テクノ界のモーツァルト」とも呼ばれているアーティストで、その曲は、美しいメロディーとハードなリズムが特徴的です。

 

*「エイフェックスツインって誰や?」という方は、以下を聞いて頂ければイメージがつかめるかと思います…!

www.youtube.com

 

 

で、これが「エイフェックス・ツイン風の自作曲」です!

 

 

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今回も1日くらいで、あまり時間をかけずに作れました。ちなみに、エイフェックス・ツイン風に仕上げるコツは以下の通りです。

 

①リズムを細分化する!

エイフェックス・ツインの曲は、いわゆるドラムンベースと呼ばれるジャンルの曲も多く、テンポは比較的早めです。リズムはパターン化せず、瞬間的に音をロールさせて「ドリル」のような効果を出すと、よりそれっぽくなります。

 

②メロディーにアンビエントな音色を選ぶ!

エイフェックス・ツインの曲は多彩なのですが、メロディーの音色については、響きが美しくふわっとした雰囲気の音色を選ぶと、ハマると思います。リズムがかっちりと制御されているので、メロディーについては手弾きくらいアバウトだと、かえってリズムと対比して浮遊感が出ます。

 

***

 

コツがわかるとパソコンでのDTMよりも、それっぽい曲が素早く仕上がります。興味がある方は是非遊んでみてくださいね! 

今週のお題「好きなおやつ」!

今週のお題は「好きなおやつ」です。

 

自分の場合、定期的にすごく食べたくなるのが、あんこやお団子などの和菓子です。

 

中でも、たまに本当に食べたくなるのが「ズンダ餅」です。

 

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「ズンダ餅」とは、すりつぶした枝豆を餡にするお餅なのですが、これが本当に絶妙な美味しさなんですね。

 

見た目も薄緑色で、とてもきれいです。

 

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あとそれから、少し前にアイスのパピコに「ピスタチオ味」というのが出たのですがご存知でしょうか?

 

これが衝撃的に美味しくて、定期的に買おうかと思っていたら、期間限定ということですぐになくなってしまいました。

 

1回しか食べられなかった事が本当に悔やまれますが、もしもグリコ関係の方がこのブログを見ることがあれば、ぜひ復活するように働きかけていただけないでしょうか(笑) お願いします。

 

【建築家?】坂口恭平さんが面白い話【芸術家?】

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坂口恭平さんは1978年生まれ、熊本県出身の建築家です。

 

そんな坂口さんは東日本大震災後に突如熊本に新政府を設立。初代内閣総理大臣に就任(?)しました。

 

独立国家のつくりかた (講談社現代新書)

独立国家のつくりかた (講談社現代新書)

 

震災当時は、政府の対応に疑問を持った方も少なくないと思いますが、だからと言って「独立国家を作ろう」と考えた人は、世界でも数えるほどしかいないのではないでしょうか。

 

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表面的に主張を聞くとめちゃくちゃに思えるのですが、坂口さんの著作を読むと、目から鱗なことばかりで本当に驚きです。

 

「なぜ家を建てる(人が生きていく)のにこれだけのお金がかかるのだろう」

「もともと誰のものでもない土地に、値段がついているのはなぜだろう」

 

このように、普段私たちが疑問を抱かない日常生活(貨幣経済)に鋭く切り込み、はっとするような視点を提供してくれるのです。

 

このセンスは「0円札」「超芸術トマソン」などで有名な前衛芸術家・赤瀬川原平さんにもかなり近いと言えるでしょう。 

超芸術トマソン (ちくま文庫)

超芸術トマソン (ちくま文庫)

 

 

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当初、坂口さんの興味は、ホームレスの方々に向かいます。

 

私たちがゴミとして排除したものに、新たな価値や機能を与え、そこでお金をかけず生活を生み出してしまう。

 

もちろん公共の場の不法占拠…という問題はありますが、その発想力やたくましさに、坂口さんは人間の生活の原型、そして、私たちの一般的な生活に対するオルタナティブの可能性を見たようです。

 

ゼロから始める都市型狩猟採集生活 

ゼロから始める都市型狩猟採集生活

 

隅田川のエジソン (幻冬舎文庫 さ 33-1)

隅田川のエジソン (幻冬舎文庫 さ 33-1)

  • 作者:坂口 恭平
  • 発売日: 2012/03/07
  • メディア: 文庫
 
TOKYO 0円ハウス 0円生活 (河出文庫)

TOKYO 0円ハウス 0円生活 (河出文庫)

  • 作者:坂口 恭平
  • 発売日: 2011/05/07
  • メディア: 文庫
 

 

 

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それで、現在読んでいるのがこの本です。 

TOKYO一坪遺産 (集英社文庫)

TOKYO一坪遺産 (集英社文庫)

  • 作者:坂口 恭平
  • 発売日: 2013/10/18
  • メディア: 文庫
 

 

 土地の全てが区画され、管理されているかに見える東京。

 

けれどよく見ると、ごく狭い空間に驚くべき可能性が展開していることがある…という実例が多く書かれています。

 

工夫に満ちたホームレスの方の家や、狭い駐車場が(車も含めて)実り豊かな庭になったり、などかなり面白いですが、中でも特にすごいと思ったのは「宇宙の缶詰」のエピソードですね。

 

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そんな坂口さんは、自殺対策ホットラインを自ら立ち上げたといいます。

 

苦しい時は電話して (講談社現代新書)

苦しい時は電話して (講談社現代新書)

 

 

自ら躁鬱病であることを公言されており、苦しみ抜いたからこそ、現実的な解決策の提示が不可欠であることを痛感しているのかもしれません。

 

いずれにせよ、日本にこんな面白い人がいるという事実に、とても勇気をもらっています。

MacBook pro買いましたの話

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MacBook proが壊れて、色々考えて、結局またMacBook proを購入しました。

 

ストレージは、256GB、512GB、1TB…とあったのですが、自分は512GBにしました。

 

自分は仕事で多少画像も扱うのですが、512GBあれば、クラウドストレージもあるので、まず困らないでしょう。

 

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それにしても、ノートパソコンのストレージが1TBなんて…すごい時代になりましたよね。

 

15年前に愛用してた初pcのvaio ノートブック(アウトレットで買った型落ち)は…128GBあったっけ⁇という感じです。

 

通信も4Gから5Gになるし、本当に時代はどんどん進んでますね、、、

 

という感慨にふけりつつ、夜もふけて参ります。。

クロームブックだとちょっとダメそう…という話

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ここ数日ブログでも書いている通り、MacBook Proが壊れまして「Macって高いし、そこまでのポテンシャルは必要ない気もするから、クロームブックでいいんじゃない?」と考えていたのですが… 。

 

結論から申しますと、やっぱりMacBookを買わざるを得ないということになりそうです。

 

知人からクロームブックを借りて、ちょっと仕事をしてみたのですが、生産性が全然違うんですね。

 

 

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誤解のないように、先に言っておきたいのですが、クロームブックはかなり良いパソコンです。

 

これだけリーズナブルで、パワフルに動作してくれるなら、普段遣いとかでは全く問題がないでしょう。

 

ただし、こと仕事で使用するとなると「ちょっとした操作性」などで生産性が劇的に変わったりするので、見逃せないポイントになります。

 

 

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今回クロームブックを触ってみて気づいた、MacBookとの大きな違いは以下のところです。

 

トラックパッドの操作性(Macは軽く触れたままでテキストを選択できる、各ブラウザのサイズを調整できるけれど、クロームブックではできない)

・キーボードのショートカット(Macはシフト+コマンド + 矢印で、一気にポイントから上下にテキストの範囲選択ができるけれど、クロームブックだと難しいっぽい)

 

 

本当に小さい部分なんですが、自分の仕事での使用頻度を考えると無視できないんですよね… 。

(もしかしたら設定等から調整できるのかもしれませんが、知っている方がいれば教えていただきたいところです… )

 

大きい部分だとたったこれぐらいの違いなのに、仕事の時間が倍も違ったのには、正直驚きました。

 

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下半期に痛い出費ですが、背に腹は変えられないところ。

 

早速Apple Storeのページを覗いてみたいと思います。。

【400万人以上が苦しむ?】山口達也さんから見えるアルコール依存症の話

目次

   

0.山口達也さん、バイク事故で逮捕

山口達也さんが、 9月22日に、酒気帯び運転で物損事故を起こし、逮捕されました。

 

news.yahoo.co.jp

 

山口達也さんは、ジャニーズの人気グループ・TOKIOに所属していましたが、2018年に事務所を電撃退所。その原因は、起訴猶予処分になった強制わいせつ容疑で、この時すでにアルコール依存症であることを匂わせる報道も出ていました。

 

***

 

今回の逮捕によって「山口元メンバーは、支えている人を裏切った」「失望した」との論調もあるようですが、これはちょっと難しい部分かと思います。

 

それは、お酒の飲み過ぎを「自己責任」と言えるか、という問題を含むからです。

 

1.アルコール依存症の現状

さて、厚生労働省の「アルコール依存症の詳細」に関するページを見ると、国内でアルコール依存症の疑いのある人が440万人、治療が必要なケースは80万人いると書かれています。

 

www.mhlw.go.jp

 

多量飲酒の人は860万人、アルコール依存症の疑いのある人は440万、治療の必要なアルコール依存症の患者さんは80万人いると推計されています

厚生労働省 みんなのメンタルヘルス

 

これだけの患者さん(もしくは予備軍)を自己責任で切り捨てられるかどうか。

 

最初にお酒に手を出したのは自己責任かもしれないけれど、お酒の量が増えて中毒・依存状態になり、自分の意思ではどうにもならない…という段階になれば、もう自己責任とは言えないのではないでしょうか。

(というか、そんな状態の人に自己責任を求めて、裏切られて、失望して、その人の人格を疑ったり否定したり…というのは無意味だし、全然建設的じゃありませんよね)

 

少なくとも、欧米ではアルコール依存症をれっきとした治療対象とみなし、それをカミングアウトするための環境や、治療のためのプログラムが整備されています。

アメリカでは1982年のベティ・フォード・センターの設立が転機になった、とも言われているようです)

 

それでは日本はどうか。

 

www.ncasa-japan.jp

 

精神科で専門治療を受けている患者数は4万9000人程度しかおらず、多くの治療を必要としている患者の存在が明らかでありながら、実際には依存症治療につながっていないことがわかります。

このように多くの患者が専門治療を受けるべきであると指摘されているにもかかわらず、実際に精神科の門をたたく人が非常に少ないのはどうしてなのでしょうか?

なぜなら、日本人にとってアルコールの問題を抱えているということは「恥ずかしいこと」「意志の弱い性格のせい」とみなされ、その人自身の人格の問題ととらえられる傾向があるからです。このように依存症に対しての正しい理解や対応は進んでおらず、世間一般には厳しい視線が注がれることがわかっているため、なるべく人から知られないようにしようという気持ちが働くことがほとんどです。

実際に、例えば芸能界などで活躍する有名人が依存症であるとわかると、社会的な制裁を求めるようなネガティブな対応を多く見聞きします。

(依存症対策全国センター)

 

つまり、今の日本のアルコール依存症の方々の現状はと言うと…

①恥ずかしいから相談も治療もしにくい(周囲に相談しても「意思の問題だ」「甘えだ」と言われて理解されないことがある。もしくはそう反応されると恐れている)

②アルコール依存が深刻化する(離婚や失業などで一気にアルコール摂取量が多くなることも)

③専門家に相談するときはすでに重症となっている(あるいはすでに何らかの問題を起こしたあと)

④社会復帰への道のりが遠く険しいものになる

 

このような状況だと、アルコール依存症の方のご家族もかなり大変だと予想されます。

 

2.アルコール依存症の有名人は多い

ちなみにアルコール依存症が、どれだけ大変か、経験がないという方がほとんどだと思います。

 

そんな方は、漫画家・ 吾妻ひでおさんの『失踪日記の「アル中病棟」の章を読むと、その深刻さがよくわかるのでは…と思います。

失踪日記【電子限定特典付き】

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何度も嘔吐して、どう考えても命に関わるだろう…ということになっても、お酒がやめられない。 アルコールによって消耗しきって、何もできない。身近に合法で売られているものがこんなに恐ろしいのか…と感じてしまいます。

 

ちなみにアルコール依存症で苦しまれた有名人を上げると、漫才師の横山やすしさん、漫画家の赤塚不二夫さん、俳優の萩原流行さん、ギタリストのエリック・クラプトン、俳優のブラッド・ピット、俳優のダニエル・ラドクリフさんなど、かなり多くいらっしゃることがわかりますね。

 

3.かつて会ったアルコール中毒のおじさん

 

ちなみに自分の体験なのですが、自分が10代の時に働いていたコンビニには、近くの病院からこっそりお酒を買いに来るアルコール中毒患者のおじさんがいました。

 

そのおじさんはガリガリに痩せており、気さくで優しい人だったのでした。店員さんに笑顔を向けてくれる人でしたが、その笑顔に疲労感というか、常に哀愁を漂わせていたのが印象的です。

 

入院用の服装のままお酒を買いに来ていたりしたのですが、ある時からぱったりと来なくなりました。

 

無事退院できたのか、あるいは別の病院や療養所に移ったのか、あるいは容体が悪化して…15年近く経った今でも、たまに気になることがあります。

 

4.アルコール依存症は「甘え」じゃない

とにかく、アルコールの量が多くて悩んでいる方、もしくはそのご家族は、早い段階で専門家に相談することが重要。「意思の力で何とかなる」「お酒の飲み過ぎは甘えだ」などと思わない方が良いです。

 

それから社会が変わるのは難しいかもしれませんが、「自己責任論」という厳しさが少しでも和らげば、今大変な思いをしている人にとっても、もう少し住み良い場所になるのかな…という気もします。