30歳からのブログデビュー

アラサー男があなたに贈る現代版「徒然草」(つれづれぐさ)

「北海道&東日本パス」を知っていますか?

「北海道〜東北〜関東にかけて、1週間旅します」というと「贅沢だねー」「お金いくらかかるの?」などの反応が多い。…でも、実はかなり安いです。

 

鉄道である目的地から目的地まで、一直線に向かう場合には、問題ない。

しかし、気に入った駅で下車したり、乗り換えの時にちょっと駅周辺を散策したり…といったことをすると、料金がどんどん高額になっていく。本当は「途中下車」が楽しいのに…。

 

そんな悩みを解決してくれるのが北海道&東日本パスだ。

 

北海道&東日本パス」はその名の通り、北海道から東日本にまたがる普通列車が乗り放題のパスである。

 

通常、普通列車(鈍行)と聞くと敬遠する人が多いけれど「1日の乗車時間は4〜5時間まで」などと決めておけば、観光も問題なくできるし、車窓も満喫できる。途中下車もし放題。(毎日この切符を使わず、2日程度は温泉宿で骨休めをしても、充分元は取れます)

 

7日間(1週間)有効なので、北海道から関東まで、余裕を持って向かうことができるのだ。

 

 

***

 

 

さらに、魅力なのはその値段。このパスは10,850円と格安です。

1週間使えるとして1日あたりの費用は、たったの1,550円

 

これだったら、1週間分の宿代を足してもかなり安い。お金のある人ならば、あえてこのパスで旅行して、宿や食事で贅沢するのも良いのではないだろうか。

(ちなみに北海道旅行する人には、特急が乗り放題の「北海道フリーパス」がおすすめです)

 

 

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旅で使うべきは「お金」というよりも、1番は「知恵」かもしれません。

 

その意味で「北海道&東日本パス」を上手に使った旅は、魅力的。知恵を使った方が、旅はリーズナブルで、楽しい気がします。ひょっとしたら、人生も同じかもしれませんね。

最近のニュースで思ったこと、の話

最近のニュースで思ったこと、その雑感をメモしておこうと思う。

 

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・豊田議員の暴言

 

多分驚くべきことではなくて、一定数の議員は、秘書に対して暴言を吐いたり、暴力を振ったりしているという。あるニュース番組で「議員を選ぶときに、秘書の勤続年数をみたら良いのではないか」と言っていたが、これはかなり的を得ている。10年、20年続く秘書がいるような議員は、かなり人格者の可能性が高い。…政治家としての実力・手腕はまた別だけど。

 

小林麻央さんの死去

 

若すぎる、とは思う一方で、一般人の一生と比べても濃密な人生が全うできたのではないかと思う。ご冥福を祈りたい。

 

・バニラエアの車椅子男性への搭乗拒否

 

「障害のある人が、自力でタラップを這い上がる」というのは、ビジュアル的に"許せない"という感情を持つ人が多いことだろう。第一報に接して、自分もそう思った。

しかし、当事者の車いす男性が必要な事前連絡をしなかったという点には、首をひねらざるを得ない。「健常者は事前連絡いらないだろ!」「差別だ!」とはいうが、それは、どうだろう? 健常者だって、必要に応じてレストランやホテルの予約(事前連絡)をする。して欲しいサービス(オプション)は事前に伝える。突然行って満室でも「なんで利用できないんだ!」「利用する権利を侵している!」などというのはナンセンスだ。先方にもしかるべき準備が必要な事情が分からないのは、健常者・障害者に限らず、想像力が欠けている。むしろ「障害者/お客様の自分のほうが強いのだ」と考えているならば、それはもう根本的なことが分かっていないと言わざるを得ない。本当は、サービスを提供する側のほうが強いのだ。これを忘れてはならない。

(でも、航空会社も「格安」を言い訳にせず、必要な体勢・設備を整えなければならないだろう)

 

稲田朋美防衛相の失言

 

……たぶん、この人はいい人なんだろうな、と思う。豊田議員よりも精神的には安定している印象だが、一国の防衛大臣としての資質は、やはり問われてしまうだろう。

【行くぜ東北】いよいよチェックアウト

連日の移動に疲れ果てて、今日はホテルの部屋でダラダラ。

 

北海道フリーパスの期限が明日までなので、ホテルも明日チェックアウトすることにした。

 

***

 

帰りは、鈍行を乗り継いで帰ろうと思う。しかし、1日で関東入りするのは現実的に大変だし、そこまで急いで帰る用事もない。したがって、少し東北を満喫して帰るようなプランを考えている。

 

本当は乳頭温泉(秋田)に行きたいけれど…。今回はちょっと難しいだろうな。でも、次回以降、東北を堪能する旅がしたいと思う。もう、秋にでもいきたいなあ、早く。

 

***

 

あと、当然のことながら、今回北海道の全てを周れたわけではありません。

 

稚内、網走に行けていないし、当然冬の北海道の景色を見たわけでもない。名所に全て行けたわけでもなく、グルメの全てを堪能したわけでもありません。でもだからこそ、また足を運びたくなるのでしょう。1度では満足しきれないほど、魅力にあふれた土地でした。

 

 

ありがとう、北海道。

行くぜ、東北。

【北海道】俺はいま…大地に試されているっ…

かつて、道庁の「北海道イメージアップ・キャンペーン」において「試される大地」というキャッチコピーが採用された。

 

何やら意味深だが、実際のところ道民的にもよく意味が分からない人が少なくなく、「これどうなの?」と感じた人もいるという。

 

それでまあ、実際のところ自分は今、北海道という大地に試されている気がしてならない。

 

 

「北海道フリーパスで電車乗り放題だ!」と喜んでいたが、往復500kmを越える連日の移動、1度に3〜4時間の乗車も珍しくなく、2時間程度の移動時間ならば「なんだ早いじゃん」と思うようになってしまった次第。完全に感覚がおかしくなっている。

 

北海道という巨大な大地に時間・距離感覚を拡張されているような感じだ。

 

「ふふふ…耐えられるかな?」

 

電車に揺られて、ひたすら広がる緑や海、空を眺めていると、大地からのささやき(?)が聞こえてくるようだ。

 

「北海道はでっかいどう」は、ギャグではなく、事実であった。

 

 

ps.

でも、北海道フリーパスでの「電車をフル活用した旅」なんて、年齢を重ねたらできないかも、と思った。今以上に体力が落ちた状態では、まず無理。たまたま散歩好きが高じて、ここ4年間ほど定期的に15km(3時間)程度歩いていたことが幸いだった。

 

現地で散々歩いて(電車に遅れそうな時は走って)、電車に長時間揺られて、始発に乗るために早朝に起きて……みたいなことは、40歳以降では難しいのではないだろうか。(あと、ちょっとしたトラブルですぐに腹を立てる人とかも向いていないかも)

 

でも、もし体力に自信があって、自然が好きで、旅好きだったら。

北の大地に、あえて試されてみるのも良いのでは?、と思う。

疲れているときに美味しい「ガラナ」の魅力

北海道限定の飲食物は数多くあるが、その1つが「ガラナ」だ。

 

キリン 北海道ガラナ 500ml×24本

キリン 北海道ガラナ 500ml×24本

 

 

普通のコカコーラだと、おなかいっぱいになった後では全く飲めたものではないのだけれど、ガラナだと飲める。

 

それに、連日数百kmの移動でかなり疲労しているのだけれど、そういう時に飲むガラナは本当に美味しい。 アマゾン川流域で採れる、ガラナという植物の実が使われているのだが、これには「疲労回復効果」もあるらしい。…そのためだろうか? 不思議だ。

  

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あと、セイコーマートの「メロンソフト」が最強に美味しい。

 

実家の近所に、セイコーマートができてくれないだろうか?切に願う。

 

www.seicomart.co.jp

For西原理恵子さん、の話

1.

 

漫画『毎日かあさん』の連載が終わるという。

 

よりぬき毎日かあさん

よりぬき毎日かあさん

 

 

子育てするお母さんを中心に絶大な人気があり「救われた」という想いを抱く人が多いようだ。

 

今日の「NHKニュース おはよう日本」に西原さんが寄せたメッセージでは

「お母さんたちは疲れている。優先順位ベスト3を決めて、あとはゴミの日に捨てちゃって」とのこと。

 

身近に見てきた例だと自分の母親、あるいは祖母の昔の感じを話を聞くくらいしかサンプルがないのだけれど「母親というのは、すごくちゃんとしていて、ちょっとマジメすぎるくらい、真面目なんだな」というふうに思う。

 

どうも「0か100か」という潔癖なところがあって、自分を追い詰めすぎてしまうようだ。自分の母親もやっと50歳をすぎて、肩の力を抜けるようになったかな、という感じだ。(それでも「部屋の片付け」に異様にこだわっている時はあるが…)

 

自分はいま、仕事で育児関係に少し携わっているのだけれど、そこで初めて「産後うつのこと」や、想像以上に「育児で大変な想いをしていること」を知った。いま、子育てで大変な想いをしている人ならば1度、毎日かあさん』を読む価値があるかと思う。

 

西原理恵子さんそのものは、ちょっとぶっ飛んでいて、好き嫌いはあるだろう。

しかし、1人の「先輩ママ」の視点としては、確実に鋭く、得がたいものがある。

 

「食事なんか出来合・店屋物でいい。家の中なんて、汚くていい。家事なんかしなくていい。成長が早い子どもの、今しかない瞬間を、一緒に楽しんで」

 

この言葉で救われるママたちがどれほどいるだろうか、と思う。

 

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫)

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫)

 

 ↑ ちなみに自分は前にこの本を読んで、とても感心しました。

自分は西原さんほど苦労していないけれど、同じフリーランスとして、共感できるところもあり…。

 

***

 

西原理恵子さんは、漫画家としては、突出した技術・ストーリーテリングの能力を持っているわけでは、たぶんない。

 

けれど、 技術や才能を持った多くの漫画書きよりも、多くの人から共感を得ている。それに内容も面白い。…これは間違いなく才能だ。

 

そういえば。知り合いで漫画家を目指していた人がいたけれど、いま、どうしているのだろう? 自分よりも7〜8歳くらい年上で、某有名大を出た人だが、漫画家にはなれたんだろうか? 

 

 

2.

 

話題は変わるが、昨晩21日の夜、東海道・山陽新幹線の京都駅と新神戸駅の間で停電が起きて、最大5時間の列車の足止めが起きたそうだ。

 

人災・天災にかかわらず、電車が足止めになるケースは年に何回かあるようだ。

 

安全の問題、電車を動かせないのは仕方ないとして「何時間も閉じ込められるような状況」を作り出してしまうのは問題ではないか。

 

例えば、新幹線ならまだいいかもしれないが、普通列車の場合「何時間もトイレに行けない」と言うような事態が発生しかねない。「あと数駅だから、ガマンしよう」と考えていた人が事故に出くわしたら、どうなるのか。いかなる理由があっても、人権侵害ではないか。

 

同様に、何時間も車内で待たせているのに「食べ物や飲み物が全く出ない」というのも問題ではないか。このような事態を想定し、緊急用の飲料水・非常食くらいは用意しておいたらどうか。少なくとも、新幹線の料金は決して安くないので、何時間も待たせる(閉じ込める)のであれば、それぐらいのサービスは、あってしかるべきではなかろうか。

 

ただ、現状そのようになっていないことを考えると「電車に乗るときは、おやつと500mlペットボトルくらいは持って乗る」ことが安全と言えるだろう。

 

 

3.

 

さて、北海道滞在が残りあと1週間となりました。早いなあ…。

 

事前に天気予報を見て、本日の道内がほぼ雨であることを知っていたので、明日金曜からの「北海道フリーパス」を購入しました。

 

北海道フリーパスは1週間使えるので、使い倒して、北海道滞在がほぼ終わり、ということになるでしょう。

 

すでにいろいろ行きましたが(吹上温泉は特に衝撃的だった笑)、明日からの1週間はまさに、遠出・遠足という感じですね。やはり、より広大な自然、あるいは海を見て、現地の美味しいものを食べるのが楽しみです。

 

問題は、その後なんですよね…。

 

7月前後より、北海道から東北に移動して、と考えているのですが、宿の手配などがまったくできていません笑

 

せっかくなので、あまり新幹線は使わず帰ろうと思っていますが、鈍行で1日にどれくらい移動できるのか。途中下車すると、1日でどこまで行けるのか、なども分かりません。なんとか今日中に計画を立てなければ…。

秋元康にクスっ、な話

1.

古本屋で100円〜300円くらいの浪費をするのが好きだ。

 

100円コーナーに行って、めぼしい本を見る。

すると「あ、コレ読みたかったんだ」「これ、どんな内容なんだろう?」など、気になる本が1〜3冊くらいは見つかる。それを買って、喫茶店なり、電車なり、夜布団の中でなり、広げてみる。

 

すると1つか2つくらいは印象に残る話題があって、自分としてはそれで「儲けもの」という感じなのだ。

 

今日買った本の中の1冊『君に読んで欲しかった。』秋元康さんの本。

君に読んで欲しかった。 (集英社文庫)

君に読んで欲しかった。 (集英社文庫)

 

 

この人のエッセイはなかなか面白くて、たまに読むことがある。というか、美空ひばりの「川の流れのように」の作詞をはじめ、おニャン子クラブやAKBのプロデュース、Jホラーブームに乗って『着信アリ』の原作など、ブームと、かなりの経済効果を創り出す、その発想には、素直に尊敬の念を抱く。……秋元さんには、結構興味がある。

 

『君に読んで欲しかった。』には、別にそういう話題は載っていないけれど、クスっ、と笑えるエピソードがあった。

 

これは、世の中にいる「うまいことを言う人」について話題。秋元さんの知人の4歳の甥っ子が「荷物を持ってきて」といわれた時の返しだ。

 

(ふと淋しそうに遠くを見つめながら)

「僕は子供だから、力もないし、お金もないし、何のとりえもないんだ」

 

この知人も思わず笑ったというが、自分も某ファーストフードチェーンでこのページを目にして、ハンバーガーを吹き出しそうになってしまった。

 

2.

自分は思うのだけれど、本というのは、支払った値段に対しては「かなり良い投資対象の1つ」と言えるかと思う。

事実、自分の今の訳の分からない生き方が維持できている理由の何割かも「様々な本から得た知識(「情報」「印象」と言った方が良いかも知れない)があったから」と、ほぼ確信をもって言うことができる。

 

一体、この約30年の人生で何冊の本を読んだのか。

いちいち数えてはいないけれど、(かなりいい加減だけど、たぶん)1,000冊は越えている。1,000冊の中には4コマ漫画もあるが、『カラマーゾフの兄弟』のような文芸書とか『アンチ・オイディプス 資本主義と分裂症』のような哲学書なんかも入っている。太宰治村上春樹の小説は99%、その関連書籍(評論など)もまとまった量を、村上龍の小説は70%…といったように、1人の作家に絞ってがっつり読む読み方も結構している。それから新書も好きで、結構読む。ジャンルとしては、経済や科学(化学)が多いかな?(そういえば、大学の卒論の参考書籍が50冊越えてて驚いたな…。たかが文学分野なのに。ちなみに映画も学生時代に集中して見たので1,000本は越えているだろうな…)

 

3.

さて、今日はこれから映画を見る予定です。

 

映画館へいく途中にお気に入りのレストランがあるのですが、あまりお腹が減っていないんだよなあ。(映画を見終わる頃には閉店してしまうし…)

 

まあ、軽めに食べておくのも良いかもしれませんね。

 

***

 

それで、明日か明後日からはとうとう、より広範に北海道をまわります。

宗谷岬、帯広のばんえい競馬(人生初競馬の予定)、登別(温泉!)などに行きたいと思っています。

 

いやあ、北海道の牛乳かチョコレートみたいに濃厚な1ヶ月を過ごしています。

家族や親戚におみやげを送りまくっているのですが「もう送らなくていい」と言われました(笑)やれやれ。