30歳からのブログデビュー

アラサー男があなたに贈る現代版「徒然草」(つれづれぐさ)

【行くぜ東北】いよいよチェックアウト

連日の移動に疲れ果てて、今日はホテルの部屋でダラダラ。

 

北海道フリーパスの期限が明日までなので、ホテルも明日チェックアウトすることにした。

 

***

 

帰りは、鈍行を乗り継いで帰ろうと思う。しかし、1日で関東入りするのは現実的に大変だし、そこまで急いで帰る用事もない。したがって、少し東北を満喫して帰るようなプランを考えている。

 

本当は乳頭温泉(秋田)に行きたいけれど…。今回はちょっと難しいだろうな。でも、次回以降、東北を堪能する旅がしたいと思う。もう、秋にでもいきたいなあ、早く。

 

***

 

あと、当然のことながら、今回北海道の全てを周れたわけではありません。

 

稚内、網走に行けていないし、当然冬の北海道の景色を見たわけでもない。名所に全て行けたわけでもなく、グルメの全てを堪能したわけでもありません。でもだからこそ、また足を運びたくなるのでしょう。1度では満足しきれないほど、魅力にあふれた土地でした。

 

 

ありがとう、北海道。

行くぜ、東北。

【北海道】俺はいま…大地に試されているっ…

かつて、道庁の「北海道イメージアップ・キャンペーン」において「試される大地」というキャッチコピーが採用された。

 

何やら意味深だが、実際のところ道民的にもよく意味が分からない人が少なくなく、「これどうなの?」と感じた人もいるという。

 

それでまあ、実際のところ自分は今、北海道という大地に試されている気がしてならない。

 

 

「北海道フリーパスで電車乗り放題だ!」と喜んでいたが、往復500kmを越える連日の移動、1度に3〜4時間の乗車も珍しくなく、2時間程度の移動時間ならば「なんだ早いじゃん」と思うようになってしまった次第。完全に感覚がおかしくなっている。

 

北海道という巨大な大地に時間・距離感覚を拡張されているような感じだ。

 

「ふふふ…耐えられるかな?」

 

電車に揺られて、ひたすら広がる緑や海、空を眺めていると、大地からのささやき(?)が聞こえてくるようだ。

 

「北海道はでっかいどう」は、ギャグではなく、事実であった。

 

 

ps.

でも、北海道フリーパスでの「電車をフル活用した旅」なんて、年齢を重ねたらできないかも、と思った。今以上に体力が落ちた状態では、まず無理。たまたま散歩好きが高じて、ここ4年間ほど定期的に15km(3時間)程度歩いていたことが幸いだった。

 

現地で散々歩いて(電車に遅れそうな時は走って)、電車に長時間揺られて、始発に乗るために早朝に起きて……みたいなことは、40歳以降では難しいのではないだろうか。(あと、ちょっとしたトラブルですぐに腹を立てる人とかも向いていないかも)

 

でも、もし体力に自信があって、自然が好きで、旅好きだったら。

北の大地に、あえて試されてみるのも良いのでは?、と思う。

疲れているときに美味しい「ガラナ」の魅力

北海道限定の飲食物は数多くあるが、その1つが「ガラナ」だ。

 

キリン 北海道ガラナ 500ml×24本

キリン 北海道ガラナ 500ml×24本

 

 

普通のコカコーラだと、おなかいっぱいになった後では全く飲めたものではないのだけれど、ガラナだと飲める。

 

それに、連日数百kmの移動でかなり疲労しているのだけれど、そういう時に飲むガラナは本当に美味しい。 アマゾン川流域で採れる、ガラナという植物の実が使われているのだが、これには「疲労回復効果」もあるらしい。…そのためだろうか? 不思議だ。

  

***

 

あと、セイコーマートの「メロンソフト」が最強に美味しい。

 

実家の近所に、セイコーマートができてくれないだろうか?切に願う。

 

www.seicomart.co.jp

For西原理恵子さん、の話

1.

 

漫画『毎日かあさん』の連載が終わるという。

 

よりぬき毎日かあさん

よりぬき毎日かあさん

 

 

子育てするお母さんを中心に絶大な人気があり「救われた」という想いを抱く人が多いようだ。

 

今日の「NHKニュース おはよう日本」に西原さんが寄せたメッセージでは

「お母さんたちは疲れている。優先順位ベスト3を決めて、あとはゴミの日に捨てちゃって」とのこと。

 

身近に見てきた例だと自分の母親、あるいは祖母の昔の感じを話を聞くくらいしかサンプルがないのだけれど「母親というのは、すごくちゃんとしていて、ちょっとマジメすぎるくらい、真面目なんだな」というふうに思う。

 

どうも「0か100か」という潔癖なところがあって、自分を追い詰めすぎてしまうようだ。自分の母親もやっと50歳をすぎて、肩の力を抜けるようになったかな、という感じだ。(それでも「部屋の片付け」に異様にこだわっている時はあるが…)

 

自分はいま、仕事で育児関係に少し携わっているのだけれど、そこで初めて「産後うつのこと」や、想像以上に「育児で大変な想いをしていること」を知った。いま、子育てで大変な想いをしている人ならば1度、毎日かあさん』を読む価値があるかと思う。

 

西原理恵子さんそのものは、ちょっとぶっ飛んでいて、好き嫌いはあるだろう。

しかし、1人の「先輩ママ」の視点としては、確実に鋭く、得がたいものがある。

 

「食事なんか出来合・店屋物でいい。家の中なんて、汚くていい。家事なんかしなくていい。成長が早い子どもの、今しかない瞬間を、一緒に楽しんで」

 

この言葉で救われるママたちがどれほどいるだろうか、と思う。

 

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫)

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫)

 

 ↑ ちなみに自分は前にこの本を読んで、とても感心しました。

自分は西原さんほど苦労していないけれど、同じフリーランスとして、共感できるところもあり…。

 

***

 

西原理恵子さんは、漫画家としては、突出した技術・ストーリーテリングの能力を持っているわけでは、たぶんない。

 

けれど、 技術や才能を持った多くの漫画書きよりも、多くの人から共感を得ている。それに内容も面白い。…これは間違いなく才能だ。

 

そういえば。知り合いで漫画家を目指していた人がいたけれど、いま、どうしているのだろう? 自分よりも7〜8歳くらい年上で、某有名大を出た人だが、漫画家にはなれたんだろうか? 

 

 

2.

 

話題は変わるが、昨晩21日の夜、東海道・山陽新幹線の京都駅と新神戸駅の間で停電が起きて、最大5時間の列車の足止めが起きたそうだ。

 

人災・天災にかかわらず、電車が足止めになるケースは年に何回かあるようだ。

 

安全の問題、電車を動かせないのは仕方ないとして「何時間も閉じ込められるような状況」を作り出してしまうのは問題ではないか。

 

例えば、新幹線ならまだいいかもしれないが、普通列車の場合「何時間もトイレに行けない」と言うような事態が発生しかねない。「あと数駅だから、ガマンしよう」と考えていた人が事故に出くわしたら、どうなるのか。いかなる理由があっても、人権侵害ではないか。

 

同様に、何時間も車内で待たせているのに「食べ物や飲み物が全く出ない」というのも問題ではないか。このような事態を想定し、緊急用の飲料水・非常食くらいは用意しておいたらどうか。少なくとも、新幹線の料金は決して安くないので、何時間も待たせる(閉じ込める)のであれば、それぐらいのサービスは、あってしかるべきではなかろうか。

 

ただ、現状そのようになっていないことを考えると「電車に乗るときは、おやつと500mlペットボトルくらいは持って乗る」ことが安全と言えるだろう。

 

 

3.

 

さて、北海道滞在が残りあと1週間となりました。早いなあ…。

 

事前に天気予報を見て、本日の道内がほぼ雨であることを知っていたので、明日金曜からの「北海道フリーパス」を購入しました。

 

北海道フリーパスは1週間使えるので、使い倒して、北海道滞在がほぼ終わり、ということになるでしょう。

 

すでにいろいろ行きましたが(吹上温泉は特に衝撃的だった笑)、明日からの1週間はまさに、遠出・遠足という感じですね。やはり、より広大な自然、あるいは海を見て、現地の美味しいものを食べるのが楽しみです。

 

問題は、その後なんですよね…。

 

7月前後より、北海道から東北に移動して、と考えているのですが、宿の手配などがまったくできていません笑

 

せっかくなので、あまり新幹線は使わず帰ろうと思っていますが、鈍行で1日にどれくらい移動できるのか。途中下車すると、1日でどこまで行けるのか、なども分かりません。なんとか今日中に計画を立てなければ…。

秋元康にクスっ、な話

1.

古本屋で100円〜300円くらいの浪費をするのが好きだ。

 

100円コーナーに行って、めぼしい本を見る。

すると「あ、コレ読みたかったんだ」「これ、どんな内容なんだろう?」など、気になる本が1〜3冊くらいは見つかる。それを買って、喫茶店なり、電車なり、夜布団の中でなり、広げてみる。

 

すると1つか2つくらいは印象に残る話題があって、自分としてはそれで「儲けもの」という感じなのだ。

 

今日買った本の中の1冊『君に読んで欲しかった。』秋元康さんの本。

君に読んで欲しかった。 (集英社文庫)

君に読んで欲しかった。 (集英社文庫)

 

 

この人のエッセイはなかなか面白くて、たまに読むことがある。というか、美空ひばりの「川の流れのように」の作詞をはじめ、おニャン子クラブやAKBのプロデュース、Jホラーブームに乗って『着信アリ』の原作など、ブームと、かなりの経済効果を創り出す、その発想には、素直に尊敬の念を抱く。……秋元さんには、結構興味がある。

 

『君に読んで欲しかった。』には、別にそういう話題は載っていないけれど、クスっ、と笑えるエピソードがあった。

 

これは、世の中にいる「うまいことを言う人」について話題。秋元さんの知人の4歳の甥っ子が「荷物を持ってきて」といわれた時の返しだ。

 

(ふと淋しそうに遠くを見つめながら)

「僕は子供だから、力もないし、お金もないし、何のとりえもないんだ」

 

この知人も思わず笑ったというが、自分も某ファーストフードチェーンでこのページを目にして、ハンバーガーを吹き出しそうになってしまった。

 

2.

自分は思うのだけれど、本というのは、支払った値段に対しては「かなり良い投資対象の1つ」と言えるかと思う。

事実、自分の今の訳の分からない生き方が維持できている理由の何割かも「様々な本から得た知識(「情報」「印象」と言った方が良いかも知れない)があったから」と、ほぼ確信をもって言うことができる。

 

一体、この約30年の人生で何冊の本を読んだのか。

いちいち数えてはいないけれど、(かなりいい加減だけど、たぶん)1,000冊は越えている。1,000冊の中には4コマ漫画もあるが、『カラマーゾフの兄弟』のような文芸書とか『アンチ・オイディプス 資本主義と分裂症』のような哲学書なんかも入っている。太宰治村上春樹の小説は99%、その関連書籍(評論など)もまとまった量を、村上龍の小説は70%…といったように、1人の作家に絞ってがっつり読む読み方も結構している。それから新書も好きで、結構読む。ジャンルとしては、経済や科学(化学)が多いかな?(そういえば、大学の卒論の参考書籍が50冊越えてて驚いたな…。たかが文学分野なのに。ちなみに映画も学生時代に集中して見たので1,000本は越えているだろうな…)

 

3.

さて、今日はこれから映画を見る予定です。

 

映画館へいく途中にお気に入りのレストランがあるのですが、あまりお腹が減っていないんだよなあ。(映画を見終わる頃には閉店してしまうし…)

 

まあ、軽めに食べておくのも良いかもしれませんね。

 

***

 

それで、明日か明後日からはとうとう、より広範に北海道をまわります。

宗谷岬、帯広のばんえい競馬(人生初競馬の予定)、登別(温泉!)などに行きたいと思っています。

 

いやあ、北海道の牛乳かチョコレートみたいに濃厚な1ヶ月を過ごしています。

家族や親戚におみやげを送りまくっているのですが「もう送らなくていい」と言われました(笑)やれやれ。

「報道特集」を見た感想、の話

1.

テレビ番組の「報道特集」を見た。2つの話題が印象的だった。

 

1つめは「共謀罪」(テロ等準備罪)の成立。

スノーデン氏は、共謀罪の成立で「911以降のアメリカと同じ状況になっている」と言う。"同じ状況"とは、最新デジタル機器を駆使した、膨大かつ大規模な情報収集のことだ。市民からの密告?それもゼロではないが、そんな甘っちょろい方法ではない。一昔前ではSFに過ぎなかったことが、テクノロジーの発達で可能となっているのだ。日本は米国側から「え*っ*く*す*き*ー*す*こ*あ」(*を抜いてお読みください)のシステム提供を受けているということで、おそらく、これを駆使した大規模な情報収集が国内ではじまるのではないか、と危惧する。つまり、共謀罪成立はそのスタートラインになったのではないかと…。

 

とりあえず、この映画を1度は見ることをおすすめします。 

 

 

2つめは、軽井沢の、国際色豊かな高校「ISAK」のこと。

 

isak.jp

 

リーダーの育成ほか、世界という広い視点からのソリューション・イノベーションを志向しているような印象だった。実は、国内の名だたる企業からの寄付・協賛もあるようだ。

 

確かに、金はかかる。

 

でも、こういう学校が増えて欲しい、と心から思った。

 

 

2.

さてさて、今日はちょっと引きこもりモードです笑

 

連日、電車で何時間も移動したり、歩き回ったり……というので体がクタクタです。(ちなみに、週明けに「北海道フリーパス」を購入予定なので、さらにクタクタになることが予想されます…)服の試着をするとき、鏡に映った自分を見て驚いたのですが、ふくらはぎがボコッ、と膨れあがり、かなり逞しくなっていました。

 

そんなわけで(?)今日は仕事をしたり、テレビを見たりしているわけです。

気が向いたらゆっくり湯船にも入ろうかなあ。

たまにはお部屋でゆっくり過ごすのもいいですね。

 

幸い、今日のテレビは面白そうなものが揃っています。

もう、"だらけモード"でコンビニやお店にも行きたくないので、出前を取りました笑

 

あと少しで来ちゃうから、よし、それまでは仕事をがんばることにしよう。

ホームレスの横に座ったり、服を買ったりした話

1.

昨晩は雨が降っておりました。

 

それで道を歩いていると、ちょうど雨がよけられる場所がありまして、そこで2人ほどのホームレスの方々が寝袋やビニールシートにくるまって眠っていました。

 

……自分はふと、近くの自販機で水を買って、彼らの横に座りました。

 

そして、水を飲みながら、道行く人を眺めました。

 

たぶんホームレスの方々も、自分が横に来たことに気づいていないし、道行く人もホームレス(と自分)になんか見向きもせずに、家やお店など、目的の場所に向かって歩いています。

 

そして「この、ホームレスの人たちにも、生みの親がいて、あるいは友達、昔の職場の同僚がいて、もしかすると恋人、奥さん、子供(ひょっとしたら孫)がいたかも」と思いました。

 

彼らはなぜ、まだ冷え込む北海道の繁華街の、外れの夜、路上で眠らなければならなかったのか。彼らはどのような道(人生)を辿ってここへ来たのか。

 

……そんなことにふと、想いを巡らせてしまいました。 

 

近いけれど、触れ合うことのない2つの人生。

 

昨日は『無縁社会』という本を読みましたが「彼らと自分(たち)の間にあると思っている溝は、案外なくて、ちょっとした手違いが2~3起これば、あるいは将来、ここにいるのは自分かもしれない」と、考えてしまいました。

 

家族や兄弟が先に死んだり、奥さんと死別・離婚したり……など、現実にはどんなことだって起こりえます。

 

その場にいたのは、ごく10分間程度でしたが、なんとも不思議な時間でした。

 

***

 

……ちなみにホリエモン堀江貴文さん)は、すごく鋭い指摘をしています。

 

「思い通りにいかないのではない。その状況が心地よいから、現状維持を(無意識にでも)選んでいるのである」、と。

 

まあ、それからさらに言えば「ホームレス=悲惨」みたいなステレオタイプな見方も、正しくはないんですよね。雨の日・お昼は図書館で本を読み、夜は仲間と酒盛り、数日に1度は銭湯にいきつつ、電源なども確保しつつ、案外楽しく暮らしている。……こんなホームレスの方々もいますから。

 

ただ、本当にありとあらゆるものと縁が切れてしまい、ホームレスになってしまった人というのは、大丈夫なんでしょうか。どこかで聞いた話では「支援を拒否するホームレスの方」がいるのだそうです。度を超えて、人間関係が不得意なのかもしれませんが…。うーん。

 

 

2.

上記の話とまったく脈絡がないのですが、今日は服を買いました。

 

実は今回の旅に持ってきた服はごく少なく、同じような服装で出歩くのがイヤになったのです。着回しも、限界あるし……。

 

で、けっこう良い買い物ができたのではないかな、と思います。

 

昨晩はホームレスの方々の横、今日はアパレルショップ。まったく、北海道の旅ではいろいろなことが起き、シチュエーションや風景があります。振れ幅が大きすぎて、話のネタ(経験?)がかなり増えてしまっている感じです。