30歳からのブログデビュー

アラサー男があなたに贈る現代版「徒然草」(つれづれぐさ)

頭の整理〜尾崎豊とかの話

正社員に誘われた話に進展があった。

 

話し合いが少し進んだのだが、現状分かったことはこんな感じ。

 

1.自分の分野とは、ちょっと違う能力を要求されているらしいこと

2.会社のトップ(自分を誘ってくれた人)は、自分を「育てる」つもりらしいこと

3.しかし、現場で働く社員(正社員になったら自分の直属上司になる人)は、自分に対してどう思っているか、いまいち分からないこと

 

実は、1度断りの連絡を入れた。

しかし、会社のトップからすると、自分を相当気に入ってくれているらしく、なかなか折れてくれない。

 

それで結局、進めるだけ進めることになった。

嬉しい反面、未だどうしたらいいのか決めかねている状態ではある。

 

……当初よりも話がクリアになった部分(予想外な部分も)があり、正直「自分よりも適任者いるんじゃね?」という感じだが、求めてくれる人を振り切ることはかなり難しい。

 

Hard Worker
自分のくらしが一番自分を傷つけると泣いてる

(……)

自由になりたくないかい
熱くなりたくはないかい
自由になりたくないかい
思う様に生きたくはないかい
自由っていったいなんだい
どうすりゃ自由になるかい
自由っていったいなんだい
君は思う様に生きているかい

 

『Scrambling Rock'n'Roll』 尾崎豊

 

昔のロックはダサい。

それにも関わらず、時代を超えて何かが突き刺さることがある。

 

例えば、尾崎豊

 

自分は、年齢的にもリアルタイム世代ではないのだけれど、縁あって一時期良く聴いていた。

 

自由っていったいなんだいという言葉だけが、頭の中で何度もリフレインしている。

 

「自由」なんていう大きなもの、自分にわかるわけがない。

 

けれど「不自由」なら知っている。

 

例えば、混み合った朝の電車。

 

朝、決まった時間に起きて、学校や仕事に行くこと。

 

時間や場所を他人から決められ、縛られること。

 

「自分」の意識(心?)が漂流して、どんどんなくなっていくような感覚や状況。だからこそ、かえって「自分」に固執したりして…。

 

 

……自分は、今思えば、できる限りの不自由さを避けるように歩んできたのかもしれない。

 

しかし、自分にとって、例えば「仕事をしない」という選択肢はあり得なかった。

 

16歳で初めてバイトをしてまとまった金を得た時から、

「仕事は自由への手段である」という意識があり、

その考え方は今も変わっていない。

 

それに加えて現在は「仕事は社会とつながる手段である」とも、考えている。


この「社会とつながる」という点は、仕事の何よりも重要なポイントではないかと思う。

簡単に言えば「狂わないため」に必要なのだ、おそらく万人にとって。

 

仕事をしていて「こんなことしたくない」「このままじゃおかしくなる」という人も多いと思うが、それは、仕事の制度や人間関係の問題であって、仕事そのものが悪いわけではないケースが大半ではないかと思う。

 

大金を稼げるかどうか別問題として、打ち込める仕事は人を成長させ、より良く生きることを助けてくれる(と、少なくとも自分は信じている)。

たぶん、この辺りを混同してしまうから、話がおかしくなるのだ。

 

そもそも「労働の起源は遊びである」という説もあるようだし。

 

……。

 

自由って、いったいなんだい?

 

ノートPC1台リュックに詰めて、気軽に日本中を歩く。

 

なんかこんなふうに書くと「自分探し中の人」みたいだけど(笑)

 

そういうわけではなく「現在の日本の可能性」みたいなものを見つけに行きたいな、と思っている。

かなり破天荒(というか普通の人には理解しがたい非常識)ではあると思うが、自分にとっては、1つの「投資」であり、れっきとした「仕事」なのだ。

 

たぶん、6月中には1つの結論が出るだろう。

 

正社員になるのか。

あるいは下請けのような形に落ち着くのか。

または今回、この話は「お流れ」(無かったこと)になるのか。

……あるいは、やはり旅に出るのか。

 

時に、誰も傷つけないような着地、というのは案外難しいものだ。

恋愛でも、仕事でも、遊びでも…。

 

しかし、それを経ていかないと人生は動いていかないものだ。

ここは、できるだけ恐れず、チャレンジするっきゃない。(疲れるけどね…)

 

そんなわけで、仕事もなかなか減ってくれない。

 

「自分のくらしが一番自分を傷つける」と泣きはしないけれど、

Hard Workerであることは確かかも。

 

Scrambling Rock'n'Roll

Scrambling Rock'n'Roll