「節約は究極のゲームだよ」という話
目次
1.テレビゲーム、スマホゲームもいいけれど…
ゲームと言えば、端末や、カード、ボード等が必要。というのが、一般常識ではないでしょうか。
けれど現実世界を見回してみると、案外ゲーム性に溢れているものが多いんですね。
積極的にワーカホリックになっている人は、多分仕事にゲーム性を見出しているのでしょう。
そして、自分が最近、ゲーム性を見出したのは「節約」です。
2.「普通の生活」はムダだらけ
自分が節約に興味を持ったのは、コロナ禍というのももちろんあります。
ただし大きかったのは去年、思い切って車を処分したことですね。
もともと人から譲ってもらってガタが来ていたのですが、なんだかんだで1年くらい乗ると調子が悪くなってしまったので思い切って廃車にしました。
…それで気付いたのですが、よほどの田舎に住んでいない限り、移動は自転車で充分という事ですね。
子供の保育園の送り迎えも自転車、買い物も自転車、と大活躍で、あとはバスと電車で事足ります。
どうしても必要な時だけ車を借りたり、タクシーを利用したりしますが、車を所有している時よりもはるかに安上がりです。
というのも自動車を所有して普通に使っているだけで年間維持費が40〜50万円もかかるからです。
バス、電車、たまにタクシーを利用しても年間10万円も行きません。
となれば、これで年間30万円くらい浮いていると言っても嘘にならないと思います。
3.他にも見直してみた
それで他にも見直すと生活の中のムダや改善点が見えてきました。
・食費がかかりすぎ(他に安いスーパーがあるのに近所で済ませていた、食品ロスが多いなど)
・あまり読まない本も買っていた(よほど欲しいものを除いて図書館で済ませればよい)
・あまり着ない服も買っていた
特に、食品ロスについては1ヵ月に5,000円も損しているケースがあるようで、これをなくすことができれば年間で60,000円も浮くことになります。
車、食品、服などを見直すと、それだけで年間50万円くらい浮くかもしれません。
例えば、この50万円を毎年貯金したら、20年後には1000万円の資産になっています。
それでもまだ、生活の中のムダを見直さないの?という感じですよね。
実は、節約というのは、元手がなくても誰もができる「資産形成術」といっても過言では無いのです。
4.節約ツラい× 面白い○
じゃあ、節約はツラいのかというとそれは間逆で、かなり面白いと感じています。
例えばネットで情報を仕入れたり、誰かから聞いた激安店に行ってみます。
そこで噂通りのお得な品物を見つけた時は嬉しいです。そして、戦利品を持って悠々と家に帰る…。
この辺の感覚は、冒険RPGにも近いかもしれません。
このようにゲーム性もあり、さらに金銭的にも得をしているわけで、まさに文句なしと言えるでしょう。
移動は自転車なので、ガソリン代も交通費もかかりません。むしろ適度に運動したおかげで健康にもなれて、一石三鳥というわけです。
5.できることから始めてみる
とは言っても、なかなか車を手放せなかったり、食費を削れなかったりと言うこともあるでしょう。
しかし、そんな場合でも必ず、生活の中のどこかにムダはあり、それを削ることができます。
そこにゲーム性を見出せば楽しいし、生活の質もどんどん向上していくのではないでしょうか!