MacBook Pro (2016)のデータ復旧がとてつもなく難しい話
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2016年発売のMacBook Proが壊れてしまい、その後早速新しいパソコンを注文し、届くまでの間にきちんと動作してくれるようにMacBook Airのストレージを大掃除しました。
それで壊れたMacBook Proからデータを救出しようといろいろ調べたのですが、それがとてつもなく難しいことがわかりました。
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MacBook Pro (2016)のデータ救出が難しい理由は以下の通りになります。
①SSDが特殊な規格になっている
MacBook Proに搭載されたSSD (記憶媒体)は、アップル独自の規格になっており、データを読み取るためには変換アダプターが必要です。
しかし2016年以降から、SSDのピンの数が「22+34」というさらに特殊な規格になっており、現状だと変換アダプターも発売されていないようです。
つまり、SSDを取り出しても、他のパソコンに接続することができません。
②データ取り出しにもう1台のMacBookが必要
じゃあどうしたらいいのかと言うと、取り出したSSDは、もう1台の(しかも同時期製造の)MacBook Proを用意して、直接差し込んで認識させるしかないようです。
中古でもまだそれなりの値段がしますし、そもそも、それでデータが救出できる保証もないため、せっかくMacBook Proを購入しても無駄になる可能性もあります。
……これは、想像以上に面倒な話になってきましたね(笑)
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ちなみに業者さんのページやブログもいろいろチェックしたのですが、近年発売のMacBookのデータ救出が大変なのは業者にしても同じことらしく、頼んでも結局ムダな可能性が高そうでした。
とりあえず、こんな場合は、本家に相談するしかないと思われますので、近日中に再度アップルのサポートに連絡を取って、相談したいと思います。