30歳からのブログデビュー

アラサー男があなたに贈る現代版「徒然草」(つれづれぐさ)

コロナで今後1年はこうなる、という話

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皆さんお元気でしょうか。

 

外食できない、図書館も閉まっている、保育園・幼稚園・学校が休み、仕事がリモートワーク、あるいは休業、解雇…など、大小問わず、現在の状況に影響を受けていない方は、世界中でおそらく1人もいないはずです。

 

志村けんさんがお亡くなりになったのも、とてもショックでした。

 

苦しい時ですが、がんばりましょう。

 

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さて、政府批判は様々なSNSやマスコミなどでも一種の流行のようになっており、自分も思うところはありますが、それをいくらやったところで(少なくとも今はあまり)建設的ではないかと思います。

 

そこで今日は「コロナの影響で今後1年ぐらいはどうなるのかな?」ということを考えてみたいと思います。

 

***

 

①コロナの収束は5月どころか、今年いっぱいでも難しいかも

 

今、全国に緊急事態宣言が出されていますが、現時点では5月6日に解除される予定となっています。

 

ですが現在、外出制限によってやっと「多少は効果が出てきたかな?」というレベル。これは5月になっても変わらないでしょう。

 

こんな状態で緊急事態宣言が解除され、多くの人々が移動を始めたら、全国各地でクラスターが発生することは目に見えています。

 

そこで、緊急事態宣言が延長されるか、あるいは宣言解除の後でまもなく、第二の緊急事態宣言が発令されるのでは…と予想します。

 

「じゃあ結局、コロナ騒ぎはいつ頃収束するの?」というと、高齢者の外出の安全まで考慮すると、少なくとも今年いっぱいはかかってもおかしくないはずです。

 

そもそもアメリカやヨーロッパでは厳しい外出制限・ロックダウンが続いています。日本以外のアジアの国でも、検査と隔離を徹底。特に台湾では新規感染者ゼロを達成しました。

www.jiji.com

 

各国で既存薬の治験、ワクチン・新薬開発などに全力で取り組んでいますが…今のところ世界が喜ぶような報告はまだ無いようです。

 

アビガン、エイズ治療薬・ネルフィナビルなど、ピックアップされる薬は多々ありますが、それがちゃんと「安全に」効くのかどうか。危険な副作用は無いのか…などを調べるには、一定の時間がかかる事はやむをえません。

 

②来年のオリンピックも難しい…かも

 

オリンピックの追加経費について、その大部分を日本が引き続き負担することになりました。

www.asahi.com

 

公式サイトからは削除されてしまったようですが、この路線でおそらく間違いないでしょう。

 

この負担を国民(納税者)も背負うことになるという説もありますが…そもそも多くの家庭・事業者が経済的な打撃を受けている中で、国民(納税者)の負担増など可能なのでしょうか?

 

国債発行という奥の手はありますが…コロナの収束に合わせて、少しずつ経済活動が再開され、その上で各国アスリートたちの準備なども考えると「現実問題として来年の開催は難しいのでは」という見方もできます。

 

最悪、無観客で競技を実施するとしても、選手・スタッフ間での感染リスクが少しでもあるうちは、誰もやりたがらないし、IOC、WHO等々がそれを許すとは思えません。

 

③コロナ後の経済はきっと持ち直す。けれど…

 

とりあえず世界の現状がどうなっているか、の確認です。

 

世界経済は大恐慌以来の不況になると予測されています。

www.jiji.com

 

アメリカの失業者が1ヵ月足らずで、1700万人超の新規の失業者が出ました。

jbpress.ismedia.jp

 

日本でも企業は破産が増え、その経済的損失が63兆円との推計もあります。

www.moneypost.jp

 

経済の歴史を見てもわかる通り(程度の差はあれ)下がったものは、必ず上がります。

 

つまり人間が生産活動を完全に辞めない限り、いつか経済は必ず持ち直すということです。

 

ただし「いつか持ち直す」前に、破産・倒産に追い込まれるケースがどうしても、必ず出てくるでしょう…。

 

上記を見るまでもなく、すでに新型コロナによる打撃はかなり大きく、収束後もその余波がしばらく続くと予想されます。

 

…特に致命的なのは、営業ができないにもかかわらず、多額の固定費(家賃・人件費など)がかかる事業者です。ちなみにイギリスは、企業に対する大胆な救済措置を発動しました。

www.bbc.com

 

日本でも独自の補助金助成金等が用意されていますが「イギリスくらいやらないと、どうしようもないのでは…」とも思いますね。

 

とにかく既存の企業や雇用を守ってほしいと、切に思います。

 

④個人でできる事は…とにかく生き延びること

 

 今後1年間、とりあえず私たちができる事は「個々人が、生命の面でも、経済的にも、とにかく生き延びること」が至上ミッションです。

 

本当に極端なことを言えば、会社や事業がなくなればとても悲しいですが、多分生きていれば後々どうにでもなります。

 

なのでとにかく給付等必要な救済措置を、必要なだけ上手に活用しつつ、なんとか乗り切ることです。

 

…なかなか外に出ることも難しいですが、深夜散歩に出てみるとジョギングしている人の姿が増えて、とてもほほえましく、そして頼もしく思えました。

 

こうやって、体力を維持し、免疫力をキープすることもとても大切です。

 

ちなみにネット掲示板2ちゃんねる創始者であるひろゆきさんが、こんなことを言っています。

www.msn.com

 

 …思わず笑ってしまいましたが、本当に今、個人に(特に真面目な人ほど)必要なのは「SOSを求める図々しさ」かもしれませんね。