30歳からのブログデビュー

アラサー男があなたに贈る現代版「徒然草」(つれづれぐさ)

北海道のサービスは悪いのか?

1.

 

結論からいうと「旅行で来た他県の方などに悪い印象を与えることも少なくないのでは?」と思うところも。

 

実際に、ネットで調べても「北海道のサービス(接客)はひどい」との意見を持つ人が一定数いるようでした。

 

ただ、だから「北海道の人=悪い人」というのは短絡でしょう。たぶん、誤解されている部分も多いと思うので、もったいないと思います。

 

 

例えば。今回なじみになった某喫茶店での出来事。

自分の隣のお客さん(サラリーマン風)のスパゲティの中に、ウインナーが入っていなかったようで、マスターが怒られていました笑 マスターとは色々話しましたが「こんなに素敵な喫茶店のマスターはそうそういない」というような人なんです。本当はその場で擁護したいくらいでしたが笑 残念ながら、このサラリーマン風のお客さんは、イヤな印象を抱くことになったでしょう。

 

それから。お店にいくと「ちょっと無愛想かな?」という店員さんも実際にいます。はじめはけっこう塩対応。だけど一言、二言話すと、ぜんぜん違う表情を見せてくれたりします。かなりしっかりした敬語が出たりして、こっちが恐縮しちゃうこともあったり。

 

思うに、北海道の人はけっこう緊張しやすかったり、初対面の人が苦手だったり、不器用、あるいはツンデレ気質なのではないか? しかもそこに、気持ちのおおらかさも加わり、それによってトータルだと「接客がいい加減!」というふうに見えることがあるのではないか、とも思います。

 

 

2

 

でも「北海道」とひとくくりにするのも難しいとは思いますね。それは「関東の人はさ…」「関西の人ってさ…」とひとくくりにしているのと一緒です。

 

北海道は広いです。今回、色々行きましたが、地域ごとの特色もかなり感じました。

 

思うに観光地よりは、特に栄えていない普通のホームタウンとかのほうが、良いサービス(自然体?)だったりします。……ただ、とても大切なことですが、究極的には、人は、1人1人違うのだとは思います。

(今回の旅で、中国や韓国の人をものすごく嫌うおじさんに遭いましたが「人が、1人1人違うこと」を忘れた典型かもしれません。こういう人が増えると、国が右傾化したり、戦争に動いたり…と言ったことになるのかもしれません)

 

 

 

さらに、最近思うのですが、私たちはちょっと接客に対して理想を抱きすぎかもしれません。あるいは、ハードルを上げすぎてしまっている。良いサービスを受けても、別にチップをあげるわけでもないし。

 

日本では「サービス」は「当然のもの」と思われていますが(スマイル0円!)、世界基準ではやっぱり有料のものなんだと思います。某マク○ナルドも、そのうちスマイルを値上げするかもしれません。

 

せめて、「サービス=当然のもの」ではなく「サービス=ありがたいもの」と意識を変えるだけでも、サービスする側のモチベーションが変わってくるかもしれないと思う、今日この頃です。