30歳からのブログデビュー

アラサー男があなたに贈る現代版「徒然草」(つれづれぐさ)

【祝200記事】続ける価値と損切りの話

目次

 

1.のんびりと200記事に到達しました

2016年にスタートした「30歳からのブログデビュー」。

 

今回で200記事を達成しました!

 

書きたいときにのんびり書いてきましたが、まさに「ちり積(塵も積もれば山となる)」という言葉を実感しています。

 

これもひとえに、読んでくださる皆さんのおかげです。ありがとうございます。

 

2.ブログの継続率について

古い資料で恐縮ですが、総務省の「ブログの実態に関する調査研究」(

https://www.soumu.go.jp/iicp/chousakenkyu/data/research/survey/telecom/2009/2009-02.pdf

)というのがあります。

 

これを見ますと、ブログが1年継続する(アクティブである)確率は「30%」。2年継続率は「10%」に下がり、3年継続率に至っては「3%」とされています。

 

とりあえず1年、それなりの更新頻度でブログを続けた方は、ご立派と言えますね。

 

 

3.損切り?

なぜ7割の方が、1年ブログを継続できなかったのか?

 

書くネタがなくなった、誰も読んでくれない(と感じている)、学校や仕事が忙しくなった…など、いろいろ考えられます。

 

また、初めから「アフィリエイトでがっつり稼ぐぞ!」という野心を胸にスタートされた方は、効果の出なさと大変さに、早々に損切りしたのかもしれません。

 

確かアフィリエイトには非常に厳しい現実(月収入は、0円が4割、1000円未満が3割とかだったような…)がありますので、利益目的であれば早々に損切りしたのは正しい選択でしょう。…普通に仕事をしたほうが確実に儲かります(笑) 

ただし元手はほぼかからないし、うまくいく可能性もゼロではないので、気になる方はぜひ1度トライされると良いでしょう。

 

 

4.続ける価値

一方、日記やメモをつける習慣がある方や、書きながら考えるタイプの方なら、ブログは非常に便利なツールです。

 

後から読み返すのも簡単で、それをシェアできる面白さは、今もなお魅力を失っていないと思います。

 

続けることで利益が出るかどうかは別ですが、そこに価値が生まれる事は確かです。

 

***

 

先程のブログ継続率は、多くの物事に当てはまると思います。

 

ブログのみならず、仕事、趣味など何でも、時間が経つにつれて離脱者が増えてくるということです。

 

ですが離脱しないで続けていると、確実にノウハウは蓄積されます。

 

そこで得たノウハウは、意外と様々な事柄に応用できるんですよね…。

 

……いずれにせよ、今後も細く長く、そして楽しくこのブログを続けていきたいと思います!

「迷惑行為はなぜなくならないのか?」を読んだ話

目次

 

1.最近目立つ迷惑行為…

「迷惑行為はなぜなくならないのか?」という本を読みました。

 

最近ニュースを見ていると、様々な迷惑行為が目につく気がします。

 

車だけでなく自転車での煽り運転も起きたり…。

(スリルを求めるなら、スタントマンにでもなった方がかっこいいしお金にもなると思うのですが…)

 

もっとも、よく考えれば、隣家の木のはみ出し、野良猫や鳩への餌やり、ピアノやギターの騒音…なんていうトラブルは昔からありましたよね。

 

2.どんなことが書いてあるの?

著者は、歩きスマホ・自転車スマホ、電車の座席の占領、Twitterでの騒動など様々な事例を挙げて、迷惑とは何かを考察しています。

 

本書の最後では、ベビーカー(を電車に持ち込むこと)などの事例も取り上げられていて、小さな子供がいる立場からすると、考えさせられてしまいました…。

 

犯罪スレスレの迷惑行為なら、誰が見ても明白ですが「路上駐車」「ゴミのポイ捨て」くらいなら、誰もが1度くらいはやったことがあるのではないでしょうか。

(駅前などで、停めてはいけないスペースに大量の自転車がある光景も目にします…笑)

 

そういうのも含めると、世の中は迷惑行為に満ちている…という見方もできなくは無いですね。

 

3.多分私たちは、知らずに誰かに迷惑をかけている

「自転車を停めてはいけない場所にちょっと停める」レベルも含めれば、おそらく迷惑行為を一生に1度もしたことがない人はいないはずです。

 

例えば、ちょっと風邪気味だけどマスクせずにバスや電車に乗ったり、学校や職場に行った事はありませんか?

 

これだって、風邪がうつった人が1人ぐらいはいるかもしれません。

 

もしくは往来のある狭い道を横に広がって歩いたことはないでしょうか?

 

あるいは、宅配便の再配達だって、業者の本音からすれば迷惑な話かもしれません。

 

迷惑行為とは究極的に「相手が迷惑と感じた瞬間に成立する」ことを考えると、本人の想像がつかない部分で、迷惑をかけたことがある可能性は極めて高いかと思います。

 

4.解決策は…寛大な心を持つこと

最近だとコロナの影響で、マスク警察も大きな話題となりましたよね。 

 

これも双方の立場に立てば、それぞれに正義があることがわかります。

 

【マスクをしていない人】

・汗をかくしメガネが曇る

・持病の関係でずっとマスクをしていることが難しい

・法律で禁止されていないのだから強制する方がおかしい

 

【マスクをしていないことに注意したい人】

・コロナが流行しているのに非常識!

 

 

それぞれに正義があるので、わかり合おうとしなければ、衝突は当然です。

 

マスクをしていない人は、このご時世なので注意されたら真摯に耳を傾けるべきだし、注意する側も「私は1度も、ほんのちょっとでも迷惑行為をしたことがないのか」と自分の胸に問いかけてから注意すれば、言い方もおのずと柔らかくなり、無用なトラブルを避けられるのではないでしょうか。

 

***

 

人は誰かに、迷惑をかけて、あるいはかけられて生きていくもの。これはもう仕方のないことです。

 

そして、そのことを忘れた瞬間に、トラブルは起きるのでしょう。

 

その意味では「お互い様」って、とてもいい言葉で、常にそう思うようにしたいですよね。

「社会起業家」という選択肢の話

目次

 

1.就職はダサイ!?

いい学校へ出て、良い企業に就職する。

 

これが従来の成功者、勝ち組コースでした。

 

けれどそういった人たちの言葉や成功モデルに魅力を感じない。そういった若い人も増えているようです。

 

一昔前は、一般的な働き方のレールから降りた人たちはドロップアウトなどと呼ばれていましたが、その一部は現在社会起業家と呼ばれています。

 

彼らは会社という小さな組織を見ず、私たちが生きる「社会」「世界」を見つめます。そしてそこを、フィールドにします。

 

会社にしがみついて、自分や会社など小さな利益だけを追求する従来の生き方は、彼らに言わせると、もはや「ダサイ」のかもしれません。

 

2.社会起業家とは何か

社会起業家「社会の様々な問題解決を通じて、それを持続可能なビジネス(=ソーシャルビジネス)にする起業家」と言えます。

 

自社の利益や欲望を二の次にしていることで、これまでの起業家と一線を画します。

 

寄付ではなく、あくまでもビジネスとして収益も上げることで、ボランティアとも一線を画します。

 

3.社会起業家にはどんな人がいるか

社会起業家にはノーベル賞受賞者もいます。

 

それが、貧困にある女性たちに低額を融資してビジネス(生活の糧)を与えるグラミン銀行の創設者ムハマド・ユヌスさんです。

 

(*前に触れた記事です

「ムハマド・ユヌスの夢」の話(昨日のブログの続き) - 30歳からのブログデビュー

 

アウトドアブランド「パタゴニア」の創業者であるイヴォン・シュイナードさんも有名ですね

 

Microsoft創業者のビル・ゲイツさんも現在は慈善事業に尽力していますが、これもある種の社会起業家的なあり方と言えるかもしれません。

 

4.世界は問題で溢れている

借金が1000兆円あるとはいえ、(少なくとも現在は)世界的に見ると、日本は最も豊かで安全な国の仲間に入ります。

 

だけど、少し考えれば多くの問題を抱えていることに気づきます。(子供の貧困、空き家問題、地方経済の衰退、いじめ問題…などなど)

 

私たちは目先のことに追われて、見ないふりをするか、忘れてしまうのです。

 

社会起業家たちは「それじゃダメだ」と言います。

 

これらの問題が世界を良くすることを妨げているし、同時に、これらの難問はビジネスチャンスとしての可能性を秘めていることを彼らは知っているのです。

 

5.何をしたら良いかわからない人ほど、社会起業家を目指してみたら

いざ就活の際に「自分が何をしたいのかわからない」ことに気づく人も多いです。

 

これは、自分を中心に置き、自分が楽しめることだけを探そうとするから見つからないのです。

 

そしてそれを追求すると、うつ病になったり、自分なんて必要ないのでは…と感じるようになります。

 

それでは発想を変えて、他人を中心に、他人にとって役立ち、他人が笑顔になれる事を探すとどうでしょう?

 

たくさん見つかります。

 

そして、そのような人たちの笑顔を想像したときに、温かい気持ちになりませんか。

 

なった人は、社会起業家の素質があるかもしれません。

 

***

 

私たちは今「社会を良くして、自分も他人も稼げる」という選択肢を選ぶことが可能になっています。

 

そしてこのような人々が、5年後10年後にどのように社会を変えてくれるのか…とても楽しみですね。

 

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時給で働くこと、の話

目次

 

1.平均時給ってどれぐらい?

昨年は東京・神奈川の平均時給が1,000円を超えて大きな話題となりました。

www.nikkei.com

 

で、最新の状況を見てみると去年と変わらず。

なんですが、逆にいうと東京・神奈川以外は、平均時給が1000円を下回ったままですね。

 

(参考:厚生労働省 地域別最低賃金の全国一覧

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/minimumichiran/

 

2.時給はお得?

「時給〇〇円」が保証されていると、とりあえずその場所に行って、決められた時間いるだけでお金が発生することになります。

 

コツを掴むと、仕事がルーティンワークになるし、手の抜き方もわかってきたり。

 

たまに甘い職場だと、大したことをしないでもお金が発生したりすることもあるかもしれません。(ただ、監視カメラとかがあるので、年々サボりにくくはなっているのかなぁという気はしますが。個人経営とかだと、たまにすごい甘い職場もあるようです)

 

気楽だし、働きやすい職場ならお得な気もします。

 

が、時給1,000円で月20万円稼ごうと思ったら、8時間労働を25日間しなければなりません。

 ならば正社員になれば良いのか?

 

「けっこう働いているけど、20万円に届いていないような…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

正社員の場合は健康保険・厚生年金・雇用保険…など諸々が引かれており、一概には言えないのですが、よくよく計算してみたらバイトよりも時給が低い(あるいはバイトと変わらない)というケースは案外多いかもしれません。

 

3.時給労働では「奇跡」が起きない

そして時給で働くことの1番の問題点は、どんなに長く働いても奇跡が起きる確率がほぼ無いという事です。

 

どういうことか。

 

例えばコンビニで働いていて「君はよくやってるから時給2倍ね」という奇跡はまず起きません。

(仮に2倍になったとしても、5倍、10倍は絶対にあり得ませんよね)

 

また、出来高制でもないので「お客さんが増えたから、臨時ボーナス出すね」みたいな奇跡もありません。

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そもそも時給労働では、付加価値の高い仕事なんか求められていないし、そのような仕事をしても対価は返ってきません。

 

時給で働く(=労働力の提供で対価を得る)という事は、そのような制約(=奇跡なんて起きなくていいということ)に同意することを意味します。

 

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その点、正社員は出世と給与増の可能性があるので…と言いたいところですが、ちょっと状況が変わってきていますね。

 

コロナの影響で実感されている方も多いと思いますが、今はそれなりの規模の会社も安泰ではありません。

 

Googleのように世界規模のインフラを構築していれば話は別ですが、実質的にほとんど付加価値を生み出していない会社も多く、そのような会社は時代に淘汰されていく運命を避けられないのではないでしょうか。

4.経営者・フリーランスは「奇跡」を待ち受けることができる

それでは、一方自分で会社をやっていたり、フリーランスの場合はどうか。

 

たまにとんでもない大口案件が入ったり、付加価値の高い仕事に対して高報酬が提示されることがあります。これが「奇跡」です。

 

その時給は5,000円であったり、10,000円であったり、10万円であったり、あるいはそれ以上であったり…。

 

もちろん経営者やフリーランスは何の保証もないし、自己責任だし、逆に全然稼げないリスクもありますが…。 

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ですが、コツコツ頑張って、長く続けていると、それは「奇跡」を受け入れる器となります。

 

言い換えれば、経営者・フリーランスは「奇跡を待ち受けることができる働き方」と言えるのです。

 

多くの人がこのような世界を全く知らないまま歳をとっていくのは、ちょっともったいない気もしますね。

 

5.給与所得者とフリーランスの「二足のわらじ」

「それじゃあ脱サラだ!」と思うのは、早計です。

 

何をするのか決まっていなかったり、ご家族がいる場合は特にそうですね。

 

なので、アルバイトや給与所得者の方は「副業をやってみること」をおすすめします。

 

年間20万円までの稼ぎなら雑所得になり、給与所得者の方でも基本は確定申告不要です。だからまずは気軽に試すことができます。(*場合によっては確定申告が必要なので自己責任でよく調べてください)

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また「フリーランスだけど全然稼げないからバイトしようかな」という方は、よほど向いていない限り廃業せず、そちらも細々と続けたほうがいいと思います。いつ奇跡がいつ起きるか分からないので…。

 

***

 

現代のリスクヘッジは、時給労働(もしくは給与所得で働くこと)とフリーランスのハイブリットが、1つの究極かもしれません。

 

そしてその1番のメリットは、異なる両方の働き方を身をもって知ることができるので、考え方・視野の幅(そして可能性)が大きく広がることにあるのではないでしょうか。

大切な思い出はスキャンしたらいい、という話

目次

 

1.大切なのに…どこに何があるかわからない

それなりの期間生きていれば、何かと物が増えますよね。

 

定期的に片付けても、追いつかず…。

 

特にかさばるのは、名刺、昔の写真(フィルム写真)、雑誌の好きなページなどの「紙」。

 

もちろん大切な思い出なんですが、ふと思い出して見たくなったときにどこに何があるのかわからないという方は、自分も含めて多いと思います。

 

2.解決策は…スキャンすること

じゃあどうするかと言うと、データ化すれば良いのです。

 

具体的にはスキャンして、全部取り込めばいいのです。

 

自分はGoogle「フォトスキャン」というアプリでスキャンしています。

 

 

無料ですがものすごく性能が良く、ただスマホのカメラで撮るのと異なり光の反射がありません。

 

特にフィルム写真の表面は光沢があり、ほぼ100%光が反射しますが、このアプリを使うとそれが全くなく取り込めるわけです。もはやスキャナーなんて買う必要がないですね。

 

3.スキャンのメリットは多数

スキャンするメリットは、大きく分けて以下の3つです。

 

①名刺や写真、記事などを劣化しないまま保存できる

②好きなデータは検索1つですぐ見られる

③保存のための棚・スペースが不要になる

 

このようにデータ化すれば、思い出の劣化を防ぎながら、いつでもどこでも楽しむことができます。

 

あと、棚や保存のためのスペースが不要なので、断捨離している方や、ミニマリストの方には最高ですね。

 

…元の名刺、写真、記事などを捨てるのがイヤなら、クローゼットやタンスの奥にしまったり、実家などに置いてもらえれば良いですね。

 

4.データ化のデメリットは「ない」

では、データ化のデメリットは言うと、現段階で「ない」といって良いかと思います。

 

昔はパソコンの容量に限りがあったので、画像の保存がすごく大変でした。

 

CD-ROMやUSBがいくつも必要で…。

 

で、結局それをなくしたり、整理に困ったりするんですよね(笑)

 

けれど現在はクラウド保存できるので、パソコンが壊れたりUSBをなくしても、データが残ります。

 

画像の保存コストが限りなく安い、いや、ゼロになったんですね。(現代万歳!)

 

ただ、逆に言うとスキャンしても、クラウド保存しないとデータを失う危険が常にあるのでそれだけは注意です。

 

5.どこのクラウドに保存したらいいの?

クラウドといえばDropboxなんかが有名ですが、これは無料で利用できる容量に限りがあります。

 

しかし今は大手企業が、画像クラウド保存サービスをやっているので、信頼できる大手がやっていれば大体どこでも大丈夫だと思います。

 

すると選択肢になるのはGoogleフォト」か「アマゾンフォト」でしょうね。

 

***

 

Googleフォト」は良いのですが、正直、将来的に有料になったりする可能性もゼロでは無いのかなと思っています。あと、突然廃止されたり…。欧米だとGoogleアプリの有料化の動きも見られるとの説もあり、これが完全無料の怖いところですね。

japanese.engadget.com

 

一方の「アマゾンフォト(Amazon Photos)」は、プライム会員だと容量無制限で使えます。一応有料ですが、お急ぎ便が無料で、ビデオが見られて、音楽が聴けて、年会費が5000円しないので(月400円くらい)、安すぎですね…。

 

 

アマゾンフォトは小額でもお金を払っている以上、突然廃止されるリスクが少なくて、利用料が高額になる心配もないはずなので、現状1番安心かなという気がしますね。

 

アマゾンフォトの中でフォルダ分けできるので「仕事」「思い出」「趣味」などのフォルダをたくさん作って、整理できて便利です。

(ちなみに自分も、かなり長いことプライム会員です。すでにプライム会員という方もかなり多いでしょう。知らなかった方はぜひ使ってみてください!)

 

***

 

大切な思い出の紙媒体は、スキャンするとお金もスペースも浮きます。

 

データ化すれば、劣化・消失を防ぎ、いつでもどこでもそれを見て楽しむこともできます。

 

年末の大掃除も近いので、紙媒体がかさばっている方は、ぜひ実践してみてくださいね!

【データ復旧!】MacBookを修理に出したら新品並みで戻ってきた話【早く言ってよ〜】

目次

 

1.MacBook Pro (2016)修理へ…

壊れたMacBook Pro (2016)を先週修理に出しました。

fromthe30yearsold.hatenablog.com

 

データ復旧に関してはほとんどダメ元だったんですが、PCがこのままゴミになるよりはいいかと思い、修理を決断したのです。

 

「見積もり約50,000円」「修理でデータが飛ぶかもしれないけど、その責任は負えない」「1週間前後(症状によってもっと)かかるかも」など、正直サポートに連絡した時は、ネガティブな情報が目についたのですが…。

 

2.新品同様で高速で戻ってきた

なんと3日で修理が終了し、その翌日には家に戻ってきました。

 

ん? キレイ…… 

 

まず印象的だったのは、画面やキーボードなどがピカピカに磨かれていて、新品同様になっていたことです。

 

で、恐る恐る電源ボタンを入れてみたのですが…。

 

ちゃんと画面がつくーー!

 

 

そして、デスクトップの見慣れたファイルの数々…。

 

なんと、データも破損せず、ちゃんと残ってました!!

 

3.なんか…安くない?

それでファイル添付されていた「修理報告書」を見てみたのですが、以下の2点を修理したのだそうです。

 

・ディスプレイユニットの交換

・バッテリーの交換

 

で、後から明細書が送られてきたのですが…そこに記載されているのは、見積もりの半額以下の金額。

 

??

 

「PCを調べて、見積もりより高くなる場合は連絡する」と言われていましたが、今回はむしろ安くなって終了しました。

 

4.結論〜修理に出して良かった!

今回分かったのは以下の2点です。

 

・アップルへ修理を依頼するとクリーニングもやってくれる

・提示される納期よりも早く、さらに見積もりよりもかなり安く済む場合がある

 

とりあえずアップルは、期待通りのとても良心的な会社だと改めてわかり嬉しくなりました!

 

…ただ「見積もりよりも安くなる可能性」については、早く言って欲しかったですね(笑)

 

とりあえず最低50,000円はかかるとばっかり思っていて、それで足踏みしてしまったのですから…。

 

いずれにせよ「自分で中を開けてSSDから直接データ取り出し」なんて、トライしなくて良かったです汗

 

アップル製品をお使いで、何か困ったことがあれば、怪しげな外部業者ではなく、とりあえずアップルのサポートに相談されることをおすすめします!

「わからないことは絶対に相談したほうがいい」という話

目次

 

1.現代は複雑すぎる

受験、就職、転職、失業、結婚、別居、離婚、子育て、ローン、借金、税金…。

 

さらに人間関係から、今晩のおかず、休日の過ごし方まで。

 

とにかく現代は選択すべきことが多いし、したがってストレスや疲労感を抱える人も多いのかなという気がします。(これを「文明」と言うのかもしれませんが…)

 

そして、正しい選択をするためには知識(情報)が必要なわけですが、日常で選択すべきことが多い分、求められる知識の幅もとても広くなることになります。

 

dime.jp

 

こういう部分で「情報弱者」と呼ばれる人たちも発生しているのかもしれませんね…。(自分も根拠のない直感に頼って何かを選んでしまう事は結構あります…)

 

ネットの発達などで人類の知識量もとんでもない速度で増えているわけで、いちいち深く勉強していたらまず間に合いません。

 

自分はこれまで「自力で何とかする派」だったのですが、年齢を重ねて痛感したのが「ちょっと考えてもわからないことは、すぐ相談したほうがいい」ということ。最終的に自分で決断するにしても、自分の知識を過信しちゃいかん、という事ですね。

 

2.わからないと「病む」

よく悩みを抱えて「病む」人っていますよね。

 

最近、そのような知人の悩みを聞く場面が多かったのですが、実は「心」「気持ち」みたいに抽象的な理由ではないことが分かりました。

 

よくよく話を聞いてみると「具体的(現実的)な解決策がイメージできない=わからないから病んでいる」というケースがかなり多いですね。

 

具体的な解決策を模索しようとせず、それを棚上げして、けれど悩む気持ちは消えない…。

 

これって、多くの人が10代から20代の頃に経験すると思うんですが、ある程度大人になったら、しっかり自分の中で落としどころを見つけた方が、精神衛生上よろしいかと思います。

 

3.で、とにかく相談する

それで、わからないことや悩んでいることがあれば、抱え込まずに、とにかく周囲に相談したほうがいいと思います。

 

家族、友人、知人の意見もいいですが、できれば経験者に聞くのがベスト。ちょっとでも専門知識に関わる話(法律、医療とか)なら、専門家の意見を聞くべきですね。

 

それで可能なだけ、できるだけ多くの人に相談すべきというのもポイントかと思います。

 

1人の意見では、偏りは避けられないし、結果間違った選択肢を選ぶ恐れがあります。

 

だから、セカンドオピニオン、サードオピニオンもかなり重要ですね。

特に専門家は困った人の相談に乗るのも大切な仕事なので、遠慮せず、とにかくいろんな人にどんどん聞きに行ったほうがいいでしょう。1人の意見だけ聞いて決断するのは絶対やめたほうがいいですね。

 

4.多様な選択肢で「思考停止」しない

で、いろんな人に話を聞くと、いろんな選択肢が手元に集まると思います。

 

 

それでは、例えば「仕事が激務で大変だから辞めたい」という悩みがあったとしましょう。

 

いろんな人に相談すると、以下のように多様な意見が集まるのではないでしょうか。

 

・労働環境改善してもらったら?

・別な部署にしてもらったら?

・労基署に駆け込んだら?

・さっさと辞めちゃえば?

・まだ若いんだし、もうちょっと頑張ってみたら?

 

でも、この中から宝くじのように適当に解決策を選んでしまったら最悪です。

 

***

 

この多様な選択肢の前で思考を止めず(思考停止せず)、今度はなぜ、これらのような意見が現時点で実現できていないのか、現実的ではない選択肢は何かなどを考えるべきです。

 

・労働環境改善してもらったら?→波風立ちそうだし、言っても改善されないだろう…

・別な部署にしてもらったら?→今の部署は人足りないから無理だろう

・労基署に駆け込んだら?→そういうのしたことないからわからない

・さっさと辞めちゃえば?→転職できなくて無職になる方がやばい

・まだ若いんだし、もうちょっと頑張ってみたら?→体力的に限界だし無理そう

 

こんな風に考えると「方法は結構あるのに、具体的に行動せずやる前から諦めている」「情報がないために足踏みしている」というパターンも結構多いことがわかります。

 

思考停止という病

思考停止という病

 

 

で、次の段階で初めて「やっぱり会社に要望を出そう」「労基署(もしくは専門家)に相談だけでも行ってみよう」「密かに転職先を探してみよう」「思い切って、独立目指して勉強始めてみるかな」など、前向きで現実的な解決方法が出てくるのではないでしょうか。

 

まとめると、わからないこと(悩み事)は、なるべく多くの人に相談して、多くの選択肢を得ること。そして、それらの選択肢を1つ1つ検討してみること。

情報が多い現代においては、これがかなりベストに近い問題解決法かなと思ったりします。

 

…今は、SNSやメール、電話でも、けっこう専門家とかに無料相談できたりします。便利だし、使わないと損、ですよね。