【北海道】俺はいま…大地に試されているっ…
かつて、道庁の「北海道イメージアップ・キャンペーン」において「試される大地」というキャッチコピーが採用された。
何やら意味深だが、実際のところ道民的にもよく意味が分からない人が少なくなく、「これどうなの?」と感じた人もいるという。
それでまあ、実際のところ自分は今、北海道という大地に試されている気がしてならない。
「北海道フリーパスで電車乗り放題だ!」と喜んでいたが、往復500kmを越える連日の移動、1度に3〜4時間の乗車も珍しくなく、2時間程度の移動時間ならば「なんだ早いじゃん」と思うようになってしまった次第。完全に感覚がおかしくなっている。
北海道という巨大な大地に時間・距離感覚を拡張されているような感じだ。
「ふふふ…耐えられるかな?」
電車に揺られて、ひたすら広がる緑や海、空を眺めていると、大地からのささやき(?)が聞こえてくるようだ。
「北海道はでっかいどう」は、ギャグではなく、事実であった。
ps.
でも、北海道フリーパスでの「電車をフル活用した旅」なんて、年齢を重ねたらできないかも、と思った。今以上に体力が落ちた状態では、まず無理。たまたま散歩好きが高じて、ここ4年間ほど定期的に15km(3時間)程度歩いていたことが幸いだった。
現地で散々歩いて(電車に遅れそうな時は走って)、電車に長時間揺られて、始発に乗るために早朝に起きて……みたいなことは、40歳以降では難しいのではないだろうか。(あと、ちょっとしたトラブルですぐに腹を立てる人とかも向いていないかも)
でも、もし体力に自信があって、自然が好きで、旅好きだったら。
北の大地に、あえて試されてみるのも良いのでは?、と思う。