30歳からのブログデビュー

アラサー男があなたに贈る現代版「徒然草」(つれづれぐさ)

秋元康にクスっ、な話

1.

古本屋で100円〜300円くらいの浪費をするのが好きだ。

 

100円コーナーに行って、めぼしい本を見る。

すると「あ、コレ読みたかったんだ」「これ、どんな内容なんだろう?」など、気になる本が1〜3冊くらいは見つかる。それを買って、喫茶店なり、電車なり、夜布団の中でなり、広げてみる。

 

すると1つか2つくらいは印象に残る話題があって、自分としてはそれで「儲けもの」という感じなのだ。

 

今日買った本の中の1冊『君に読んで欲しかった。』秋元康さんの本。

君に読んで欲しかった。 (集英社文庫)

君に読んで欲しかった。 (集英社文庫)

 

 

この人のエッセイはなかなか面白くて、たまに読むことがある。というか、美空ひばりの「川の流れのように」の作詞をはじめ、おニャン子クラブやAKBのプロデュース、Jホラーブームに乗って『着信アリ』の原作など、ブームと、かなりの経済効果を創り出す、その発想には、素直に尊敬の念を抱く。……秋元さんには、結構興味がある。

 

『君に読んで欲しかった。』には、別にそういう話題は載っていないけれど、クスっ、と笑えるエピソードがあった。

 

これは、世の中にいる「うまいことを言う人」について話題。秋元さんの知人の4歳の甥っ子が「荷物を持ってきて」といわれた時の返しだ。

 

(ふと淋しそうに遠くを見つめながら)

「僕は子供だから、力もないし、お金もないし、何のとりえもないんだ」

 

この知人も思わず笑ったというが、自分も某ファーストフードチェーンでこのページを目にして、ハンバーガーを吹き出しそうになってしまった。

 

2.

自分は思うのだけれど、本というのは、支払った値段に対しては「かなり良い投資対象の1つ」と言えるかと思う。

事実、自分の今の訳の分からない生き方が維持できている理由の何割かも「様々な本から得た知識(「情報」「印象」と言った方が良いかも知れない)があったから」と、ほぼ確信をもって言うことができる。

 

一体、この約30年の人生で何冊の本を読んだのか。

いちいち数えてはいないけれど、(かなりいい加減だけど、たぶん)1,000冊は越えている。1,000冊の中には4コマ漫画もあるが、『カラマーゾフの兄弟』のような文芸書とか『アンチ・オイディプス 資本主義と分裂症』のような哲学書なんかも入っている。太宰治村上春樹の小説は99%、その関連書籍(評論など)もまとまった量を、村上龍の小説は70%…といったように、1人の作家に絞ってがっつり読む読み方も結構している。それから新書も好きで、結構読む。ジャンルとしては、経済や科学(化学)が多いかな?(そういえば、大学の卒論の参考書籍が50冊越えてて驚いたな…。たかが文学分野なのに。ちなみに映画も学生時代に集中して見たので1,000本は越えているだろうな…)

 

3.

さて、今日はこれから映画を見る予定です。

 

映画館へいく途中にお気に入りのレストランがあるのですが、あまりお腹が減っていないんだよなあ。(映画を見終わる頃には閉店してしまうし…)

 

まあ、軽めに食べておくのも良いかもしれませんね。

 

***

 

それで、明日か明後日からはとうとう、より広範に北海道をまわります。

宗谷岬、帯広のばんえい競馬(人生初競馬の予定)、登別(温泉!)などに行きたいと思っています。

 

いやあ、北海道の牛乳かチョコレートみたいに濃厚な1ヶ月を過ごしています。

家族や親戚におみやげを送りまくっているのですが「もう送らなくていい」と言われました(笑)やれやれ。