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30歳からのブログデビュー

アラサー男があなたに贈る現代版「徒然草」(つれづれぐさ)

老犬ホスピス〜「いのちのはうす保護家」の話

1.

 

遅めの朝食(ツナと卵、じゃこと野沢菜入りペペロンチーノ。あとコーヒー)を食べながら、台風情報が知りたくてテレビを付けました。

 

するとNHK『目撃!日本列島「“老犬ホスピス” いのちを看取(みと)る」』という番組がやっていました。

 

詳しい内容はこちら(http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/1614/1077230/)を見て頂くとして…

 

保健所などで殺処分されそうな老犬を引き取っている「いのちのはうす保護家」という団体が宮崎県国富町にあるそうです。

 

代表の山下由美さんは、安らかな最後を老犬に与えながらなお「助けたワンちゃんは、本当に幸せだったのか?」と問うている。その姿が印象的でした。

 

他人事とは、思えませんでした。

 

実は自分も、15歳の老犬の介護と間近に接し、その死に接した経験を、2年前にしているからです。

 

2.

 

個人的に想いますが、老犬の介護は生半可な覚悟ではできません。

 

きれい事ではないくらい大変で、お金も手間もかかる。

 

自分の中からわき出る、様々な感情と対峙しなければならない。

 

 

…「いのちのはうす保護家」のような活動を、偽善だ、無意味だ、と否定する方もおられるでしょう。正直申しまして、そういった方々の気持ちはよく分かるのです。

 

しかし一方で、自分の中にこんな声が聞こえます。

 

『誰かが始めなければならない。
他の人が協力的ではないとしても、それはあなたには関係がない。
私の助言はこうだ。
あなたが始めるべきだ。
他の人が協力的であるかどうかなど考えることなく。』

 

ルフレッド・アドラー

 

 

善をなすことは難しい。

 

なぜなら、その答えを出せるのは、自分ではなく「相手」(自分以外)だからです。

 

その意味で、本当に人があまりやらないような事をやる人は、孤独です。

 

場合によっては、周囲の人間、誰もに理解を求めることができないから。

 

しかしだからこそ、そこで見つけた理解者はかけがいのない存在になります。

 

3.

 

老犬(老ペット)の介護問題は、おそらく国会で取り上げてもいいくらいの、大きな社会問題のはずです。

 

ペットたちの権利を向上させ、少なくとも彼らが恐怖におびえることなく過ごせる社会を。

 

そのように感じてなりません。