あんまり難しくない民主主義の話
仕事が終わった。
今日は4時間も仕事をしてないが、まあ終わっても問題ないだろう。
最近は昼夜逆転気味だ。
運動不足と、あとたぶん、生活スタイルの変化が関係しているのだろう。
仕事を1日4時間にしたのはいい。問題は、他の時間をどう過ごすかということだが、もう思い切って「プチ冒険」を始めちゃおうかとも思っている。
近隣県のキャンプ場とか、温泉とか…。バイクで2〜3時間の範囲なら、考えればどこでも行けるんだよな。
……例えば、平日の大半をこんな「プチ冒険」に費やすのはどうだろう? 休日は人が多くてどこも混み合うので好きではない。
うん、これは良さそうだ。
なら、どこに行こうか?
……それは、次のブログで書こう。
話の本題からだいぶそれてるし笑
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1.
さて、日本はいろいろ問題を抱えているけど、いい国だと思う。
実感としては、電車で寝てたり、ファミレスで荷物を置いたままトイレに行っても物を盗まれない。
つまるところ、これは日本の豊かさや治安の良さ、教育レベルの高さが表れているのだと思う。
…別に、日本バンザイ良かったね、という話をしたいのではなく。
日本は良い意味で家族的、部族的な社会だ。しかし、そこに中身の伴わない「民主主義」を押し付けられているような感じがする。
歪なのだ、すごく。
この板挟みで、西洋化もしきれず、かといって、日本の良さを伸ばそうともしない。そんな硬直状態が生まれているのではないか。民主主義とは、もともと西洋のイデオロギーだし。
別にそれに絶望しているのではなく、1つの事実として、そういうのがあるのではないかと、ふと感じたのだ。
この板挟み&硬直状態は、政治の機能不全という形であらわれている。ちょっと怖い点である。みんな政治に無関心だし、関心のある人は、ちょっとヤバめの人が多いか、政治を勘違いしている人が多いし…(これは、近くにいる関係者を見た感想)
その結果どうなるか?
県議は泣き叫ぶし、首相はくるくる変わるし…。
しかし、制度の歪みに直面し、ケツを拭く形で苦労するのは、常に末端にいる人たちだ。
責任をうまく回避した人だけがワインを飲んでソファに踏ん反り返り、それ以外は、終日残業で家にも帰れなかったり。
2.
深夜のファミレスにいると聞こえてくる、様々な会話。そこでは、実現の可能性が限りなく低い夢語りが再生産され、消えてゆく。
ちょうど、シャボン玉みたいに。
この夜に、日本中の全てのファミレスでこんなことが行われていると思うと、なかなかすごい。
行き場のない言葉は、どこにゆくのか?
3.
バブル崩壊、地震や原発…日本は確実にパラダイムシフトしているのに、なぜ、それが一過性の出来事のよう消費されてしまうのか。
なぜ、大きいから、目立つから、という理由だけで、赤錆だらけの巨船に乗りこもうと必死なのか。見るからに老朽化し、未来がないことは明白なのに。
4.
ただし、革命は怖い。
それは歴史が証明している。
成功した革命よりも、大惨事になった革命のほうが多い。
その中でも、成功例の美談として語られるのが、フランス革命だ。民主主義の契機となった革命だ。
その結果とは?
世界の主となった群衆同士が血を流さない争いによって、別の支配構造を作りあげた。
支配されていることが分からない被支配者、奴隷の自覚がない奴隷が生まれた。
だって「全部自分の責任で好きにしなよ」と言われている奴隷なのだから。
その結果「結局自分が全部悪いんだよね…」みたいな感じで、大量の自殺者が出ている。
5.
歴史を見れば、世界は確実に進歩している。
これは希望だ。
多くの人はありえない飢え方はあまりしないし、職業選択や移動の自由もあるし、社会福祉も充実している。日本は特に。
では、次の駒をどう進めるか?
資本主義下の世界では、多くの人が、より心地よい生き方に「投資」するしかない。
我慢は美徳、みたいなおしん的道徳は、それ自体が投資となって、苦しみを再生産することにしかならない。
6.
若い人が読んだ時のためになんか書いておこうかな。
我慢しなくていいんだけど、単に好き勝手なことをやると破滅するだけなので…
とにかく、何か食っていけそうな中から、好きな事を見つけて、スキルなりノウハウなりを積み重ねて磨くと良いと思う。
「ぜってーこんなことやりたくない」「オワコンだろ」という環境に身を置くと、君は破滅する。
ボロ船と一緒に沈むことになる。
できる限り心地よくて、やりがいのある環境を見つけること。
それは、身近にあるかもしれないし、地方かもしれないし、あるいは日本にはないかもしれないけど、10代〜20代をかけて、全力で探したほうがいいと思う。
旅もいいけど、ただの観光になったら旅行業界が潤うだけだから難しい。
全力で探すべきだけど、案外身近にヒントはたくさんある。お金は、たぶんほとんどかからない。