30歳からのブログデビュー

アラサー男があなたに贈る現代版「徒然草」(つれづれぐさ)

仕事終わりの一服ブログ〜自分に足りなかったものの話

とりあえず、本日〆切(15日〆切)の仕事が終わった。

 

明後日〆切の仕事もあるけど…とりあえず休める。

アップルティを淹れて一段落。

 

さて。

 

昨日は「正社員のオファーを受けた話」を書いたが、

少し進展があった。

 

やはり、先方も不安があったらしく、

いきなり正社員としてでなく試用期間を設けることになった。

本日昼頃に電話があって、そういうことに決まったのだ。

 

もっとも、先方としてはどっち道自分を正社員にしたいらしい。

しかし「知り合いを入れる」というコネ採用によって、

社員に不信感を抱かれると困る、というのもあると思う。

 

後はやはり「新部署がちゃんと形になるのか見極めたい」

という気持ちもあるのだろう。

これは悪くない選択だと思う。

 

お互いやってみなければ分からない。

これは、旅でも、恋愛や結婚でも同じ事かもしれない。

 

…まあ、自分としてはやってみようと思う。

とりあえずもっと話してみて、何かをやってみて、

それで決めればいいと思う。

 

実は、人生30年生きてみて、少々後悔している点もそこだ。

それは「やらずに済ませてきたこと」「先延ばしにしてきたこと」が多い、ということ。

 

もちろん、何も達成できなかった…と言って後悔しているわけではない。

この30年はいろいろなことがあった。

そこにはフリーライターになったことも、もちろん含まれる。

 

ただ、自分は「やりたいことにどんどん突き進む」というタイプではなさそうだ、ということが分かってきたということだ。

 

わりと腰が重い。

体力はあるが、いわゆるエネルギッシュなタイプとはちょっと違う。

 

どんどん突き進むタイプの人はある意味で、バカと天才の紙一重タイプなのだと思う。

 

自分は少々変わっているが、根っこはかなり普通の人なのかもしれない。

異常な性癖も(たぶん)ないし。

 

とりあえず、何かをやってみて、

それで決めればいいと思う。

 

…これが、この30年間なかなか出来なかったことなのだ。

自分から何かアクションを起こすということが。

 

実はこのブログも、そんな想いからはじめたのだった。

「登録して何か書くだけなのに(しかも無料なのに)何がそんなに難しいの?」

という話だが、自分にとってはやはり小さな一歩という気がしてならない。

 

この小さな一歩に至るまでが、時間がかかっていたのだ。

…たぶんこれを「臆病」というのだろう。

臆病だと安全だが、その人生はつまらない。

 

……当初は自分語りをする気はなかったのに、なぜこんなに書いてるんだか。

 

まあいいか。

 

現代版「徒然草」なわけだし。

 

心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、
あやしうこそものぐるほしけれ。

 

(心に浮かんでは消えてゆくたわいのないことを、

とりとめもなく書きつけていくと、変に狂おしい気持ちになる)

 

兼好法師徒然草」序段より